昨今の時世の最中で良く放送出来たなと感心するところだが、勝ちを重ねて力を誇示する程に活路も出口も時間的猶予も無くなっていく帝国のジリ貧さはホント見てて頭を抱えるというか、傍から見てればギャグじみた展開も在りはしたけど、回を追う毎に全然笑えない戦況になっていって駄目だこりゃとしか言いようがなって仕舞うな。まぁ外野から見てれば4話の鉄槌作戦での勝利で終わらせとけばと思わずに居られんが、でもそんな理屈じゃ納得出来ない程に流した血と払った犠牲を埋めねばという感情がそんな理屈を良しとしないし、だから現実問題に於いても各地で争いが絶えず続いてるんだろうなと感じるところである。そんな事を全く理解出来ない合理主義のバケモノたるターニャだし、理屈で何でも押し通せると信じてやまないから如何して斯うなったと事ある毎に嘆くんだろうが、でも何処迄も感情を煽り掻き立てるからこそ戦端なんて切っちゃいけないんだろうな。とは言え理屈や対話で解決出来ないからこんな事になってるんだろうけど。
そんな訳で1期や劇場版とは真逆に全然活路も出口も光も希望も見えない2期となったが、もう如何足掻いても駄目でしょ帝国は。でも盟友を消したゼートゥーアが何考えてるか分からんし、未だ未だ十人十色に如何して斯うなったと嘆く日々は終わらなさそうか。一方ターニャとは対極な感情だけで動くメアリーは只々阿呆としか言いようが無いけど、でも良くも悪くも人間の感情を詰め込んだ権化では在るんだろうなきっと、とは言えこんな世界じゃ無きゃ普通に王道ヒロインなんだよなぁ。まぁ自分が祖国と父の仇敵って事を知る由は無いから何度も突っ掛かれるターニャにとっちゃ堪ったもんじゃ無いだろうけど。