結局どっちを選んでも得るもの捨てるものが生じるならば、選んだ先で藻掻いて更に選んで進んでいく他無さそうか。漸くというか遂に手を染めはしたものの、そんな事をしても寄り添う存在が居るなら愚かなりに踏み止まれはしそう、かも?
此処迄要所の展開が盛り上がりに欠けてた感があったから如何なるかと思ってたけども、まぁ最後の最後にしっかり〆られはした、のかな。
前回同様にそんな急性的に解毒出来るんかよって思うとこだが、まぁでも漸くマリーとアーサーが重ねて積み重ね続けて来た事実と虚実が交わり合って、やっと何も包み隠さず自分の儘で居られるようになったから、そういう意味では此れ迄重ねて来た虚実も確かに事実だったのかなと思うし、そんな二人だからこそ自身も周りも変えられたのかなって感じるとこである。
にしても本当にイザベルが向けてる想いを分かっちゃ無かったって、そうやってアーサーばかりに執着してるから誰も碌に寄らんのだろメイナードは。まぁ最終的にイザベルの尻に敷かれる事にはなったけど、其れでも相当に歪んだアーサーへの想いは未だ未だ変わらなさそうか。てか本人なりに決着は付いたけども本当にマリーを見てるだけで良いのかなノアは。
何か結構暴虐的に力技で問題を解決した気がするな。まぁ基本的に力技で如何にかしてく展開が多かったような印象だけど、結局良くて普通止まりだったかな全体的には。
やっぱり太田って過ぎるくらい根っからのクソガキだったんだな。そっから全然先に進んでねぇからクソみたいな事を柏田にするんだろうけども、其れでも段々と自身の想いや柏田に対して率直になりつつはなってきてる、のか?序盤も序盤は酷いくらいにゴミカスだった太田だったけども、其れでも何だかんだ終盤はそこそこ無難なキャラに落ち着いた、のかなぁ此れって。
一方で柏田が絡むとホントやべーやつと化すよな田淵って、でも素直な攻めには結構弱そうみたいだけど、田淵も色々変わっていくのはなかなか大変そうかも。
無事に死んだ方が絶対にマシな目に遭わせて2人目の復讐を完了したけれども、復讐を果たせるなら全部捨てても良いと思ってたのが此の3年間で護りたいものの為に果たしたいって変わったのはまぁライトなりの成長なんかな。
でも其の3年間をスキップされたからそういう積み重ねが薄いように感じて仕舞ったし、結局無限ガチャ回したのが1話だけとか一寸タイトル詐欺も良いところ過ぎだったのでは。てかやっぱり早々に日常回やった2話だけ異様に浮き過ぎてたよな間違いなく。
依然と自己肯定感が低そうな大鳥だけども文化祭の彼是で一寸は上向きになれただろうか、まぁ大鳥も石川も互いに手を焼きあってるとこは有るからそんなの過度に気にする必要は無さそうだけど。
楠木は更に如何して斯うなったってくらいに枷が外れてきてる気がするけど、そうやって想いを暴発出来るくらいには自分の想いに正直には成れてるのかも、でも石川への接し方は結構ズレてそうだけど。
にしても幾ら秒でサプライズが破綻したからって距離取る意味無いやろ石川も大鳥も、抑々そんな事する意味なんて無かったけども、やっぱり傍に居てこその二人だろうし其れがすっかり普通になったなって改めて感じる。
結局色々と駆け巡る想いを自己完結させようと身勝手を押し通そうとしただけな気もするけどもメレアは、でも身勝手って点では他の冒険者共もそんな大して変わりやしなさそうだし、其れくらいに大馬鹿だからこんなにも無謀が出来るのかな、なんて感じる。そういう意味ではアレクも随分冒険者らしくなってきたとは思うが。
にしても大分訳ありそうなのかヨルハって、未だ未だとんでもねぇ目に遭い続けそうだし或る意味では更にヒロインらしさが増してる、のか?
色んなものと関わり触れたりし乍ら随分遠いとこ迄来た二人だけども、画面で眺めるだけで憧れるしかなかった外界の広さはヨーコの想いをより強くしていったようで、きっと其れはアイリも同様かもだけども、そうやって先人が残し繋いだ偉大なものを二人も先へと繋げたらな、ってとこかな。まぁ一寸最後は尺調整に苦慮したように見えなくも無かったけども、其れでも綺麗目に纏められはしたかなとは思う。
諸々の疑問や謎は分からん事だらけだし二人も全く気になって無い訳じゃ無いだろうけど、其れでも流れに身を任せるように憧れの先へと進んでくのかな、そうだったら良いな。
渡も館花もなかなかに不器用そうだし、普通でいようと固執したり此れ迄の事を全部断ち切ろうと色々打っ壊しやがったりと、何処迄も抱える想いに翻弄され続けてるって感じだけども、其れでも手探り乍らも守りたいものを守れはしてるのかな今のところは。自分の事や家の事とも向き合ってより想いを強くしてる事だろうけども、果たしてどんな最後となる事やら。
然しなんか色んな意味で変わったよな石原は、其れよりもやっぱとんだ策士過ぎやろ嶋田お前は。
人生なんて選び捨てて選ばれ擦れられの繰り返しで必ず何処かで歪が生じるんだろうけど、とは言え何かを選び捨てたと思っていても其れ以上のものを得られるという事も在るだろうし、其れが此の局面では大軍勢での総攻撃という形で表れたのかなと思う。だから最後が如何なるにせよ翳り無く全てを照らしていくには選びに選んで選び続けて足掻いてく他無いのだろうけれども、果たしてサトウと姫君達は選んだ果てに何を得られる事か。
然しまぁ指輪を使ってた辺り深淵王の正体が先代指輪王な気はしなくは無かったけど、選び続けられる立ち止まった末路が此れなのも?そんな今の深淵王をも照らせれば、と願うのは一寸強欲が過ぎるだろうか。
如何にか間一髪で泥棒猫からディアナの加護を奪回したは良いもの、そんな無策で動く程抜けては無い泥棒猫と邪教共って展開で、一難去ってまた一難って状況では有るけども、でもスカーレットがどんな奴か全く理解して無いのが運の尽きに成りそうかな。
だって泥棒猫や邪教共や魔物や肥えた豚共を差し置いて一番殴りたくて殴りたくて仕方なかったのは、まるで自分を珍獣扱いして嫌過ぎるくらいに頭が切れるジュリアスだったから、そりゃスカーレットにとっては此れ迄溜りに溜まった鬱憤を全部ぶつけるまたと無い機会だもんな。確かに一番大事な人に手を出せないのが王道だろうけれども、そんなものを拳で粉砕して(一応)大事な人だからこそ手を出すのがこの女だから、追い詰めは出来ても優位に立てる訳なんて無かったんだよ泥棒猫には。とはいえ危機的状況な事には変わりないけど、果たして如何なる事か最終決戦。
一方前回停戦の条件に加護を差し出した影響で危うい目に遭ったディオスだったけれども、此の先も打ち明けはしないだろうけどちゃんとやれてるやんディアナの兄貴を。
取り敢えずガルブレイス領でもやっけてそうな予感だけど、其れよりも新たに酒豪伝説を轟かせやがるとは、色んな意味で未だ未だメルフィエラの名は止まる事を知らなさそうかな。
そんなこんなでアリスティードの元に嫁いで此処での生活の魔物食研究も此れから始動ってとこで終わったけども、なんか此処で終わるのは余りにも勿体無さ過ぎないかなって感じるな。