初陣から順調に戦果を挙げてはいるが、然しもっと戦える誰かの為になりたいという焦燥は確実にロメ隊を侵してそうだな。まぁレイは言う迄も無いし護衛つってんのに出しゃばるとか死に急いでるとしか思えんが、一方でアルも危険な囮をやるくらいには隊長として領地と民と隊とロメリアの為にという想いが先走ってるような、そんな気がしてならんな。其れは他の隊員もロメリアも同様では有るんだろうけど少なからずは。
そんな中で魔族の群れと会敵とは災難どころの話じゃねぇし、庇ったアルの身傷以上にまたもやらかしおったレイの心傷の方が相当に深手そうにも感じるが、とは言え如何切り抜けるか此の状況。でも何れはコイツラよりも強い魔族とも相対する事になるだろうし、其の意味でも如何にかしたいとこでは有るけど。
一歩そんなロメ隊の動静に一喜一憂する代官は人としては普通にアレ過ぎるが、でも何周か回ってコイツが一番人間味が有る気がするな。然し応援を出してたら間違い無く魔族共に一掃されてただろうから、カスな考えとは言え其れを止めたのは怪我の功名なのか如何か…。