7人の世界最高の才能を持った高校生たちが異世界で無双する設定は面白そうだと思った。有能な専門家のチーム戦はかっこいい。この手の話だと、高校生が小さい拠点から才能を生かしてどんどん勢力拡大していく、戦略ゲーム的な展開を期待。マジシャンが、魔法の劣化版にならないかはちょっと心配。免許のない医者や内閣総理大臣の設定を見ると、現実のトリックをどこまで考慮するかはわからないが、種の必要なマジックは魔法と比べると縛りが大きい気がする。ただ、現実世界から来た以上、この縛りが面白いわけで、超能力じみた力を使い始めると異世界の人間変わらないじゃん、ということになるので、超人といえど人間の枠を超えない範囲でいかに無双できるかが、作品としての見せ所だと思った。この7人の能力がもはやファンタジーなので異世界との境界が、開始時点にしてあいまいというのは気になる。政治家が、体術までできると完璧すぎるので、運動が苦手とか各キャラクターの弱点で見せるようにしたほうが、愛嬌が出ていいんじゃないかとは思った。ラストの、最強政治家でくそ生意気な笑みで「俺らだったら世界を壊せる」とか舐めプし始めると、有能すぎてこ憎たらしさを感じる。設定を見た限りだと面白いけど、以降への期待感が持てるかというとうーんという感じだった。1話は、キャラクターの能力で雑魚兵士を脅かす単発ネタで、これから活躍してくれそうな方向性がいまいち見えずで、ワクワク感が感じられなかったのかも。何よりもこのアニメで1番怖かったのが、男女の喘ぎ声つきキスシーン。まさかの獣人系のエロゲ仕様かとビビった。女の子の胸がはちきれんばかりに大きいのは、とてつもなく気にかかる。