動きがヌルヌルしていて綺麗だった。死に際にやってきた2人に、ドロドロのデスゲームをさせて、キャラクターの背景を暴いていくのがコンセプトの作品でしょうか。まず、ゲームを成立させるためには、最初に勝利者へのメリットを提示する必要があると思った。1話は、お互いの手元が狂って、たまたま的にダーツが当たる描写が多すぎ。客も何のためにダーツやらされているのか理解していなくて人物の思惑が入りようがないので、わざわざゲームする必要性を感じにくい。妻が、最初はきれいなキャラだったのが、唐突に浮気を告白したのは謎。なんで言った?最後は案の定の裏切りだが、それまでの妻の手元が狂ってるのは演技だったのか、素だったのかが不明。例えば勝てば生き返らせるくらいの餌をつって、大して思い入れのない金目当ての旦那を打ち負かして、自分は助かるくらいの妻の行動力を書くのであれば、デスゲームになるとは思った。配偶者への裏切りのみで、天国地獄行きが決定されるのは、理由として軽すぎる気はした。