ロゼが惚れ薬の素材をまとめて教えないのは、何度もハリージュと会う理由を作っているからなのだろう。
「好きになって欲しいなんて考えてもいない。ほんの少しでも覚えてもらえたら、それでいい」というセリフからは、不器用さや卑屈さを感じる。
一方で、来客を知らせる鈴の音にソワソワしたり、「他意はない」と言いつつデートの前に振りかける薬を使ったりと、年相応の女の子らしい一面ものぞかせていた。
こうした、本音を隠そうとしながらも隠しきれず、持て余してしまう姿が初々しく可愛らしかった。
ハリージュと同僚の会話では、ハリージュ自身は恋には無縁の様子だったので、惚れ薬を依頼したのは別の誰かなのかもしれない。
魔女に対する世間の反応が描かれた回想シーンでも、ハリージュはチラッとロゼに視線を送っていたように見えたので、ハリージュ視点での物語も気になる。