三日月のあの異常さというか、残酷さって要は「オルガについていく」っていう自分の中に絶対にブレない論理を一つ持ってるからだよな。
普通の人間だと自分の価値観に照らして判断したり迷ったりするのだけど、三日月の場合、たとえ自分の中で心情面でその論理とのギャップがあっても、無視できる。最強だけど、無責任というか。そして一番厄介なのが、オルガがそのことを理解しているようで理解していないこと。
オルガは、「三日月がとにかく常に前に進みたがってる」と思い込んでるじゃないかな。
軽い言い方をすれば、損切りってむずいのな。