自分自身を知り、過去に触れた時どうしようもない切なさと悲しさが押し寄せてくる。
ついにヴァイオレットはヴァイオレットたる理由はこの話で見つけることができたんではなかろうか。これまでたくさんの人を殺めてきたこと、たくさんの人生を奪ってきたことは消えないだけど生きなきゃいけない。生き残ってしまったのだから。ただこれまでしてきたことの想いはヴァイオレット自身が気付いた時には抱えきれないほど大きな想いになってて全てを受け止めきれない状態だったけど、これまでヴァイオレットが紡いできた物語は多くの人を確かに繋いできたからそこに気付いた彼女は本当の意味で愛を知ったと思った。