Annictを公開してから5年が経ちました

2019-03-10 13:18

去年までの記事はこちら。

巷でよく使われているサービスがいつから始まったのかを調べると、Annictよりも年下ということが増えてきました。利用者数も売上なども一瞬で追い抜かれる日々ですが、「どうぞお先に」の精神でのんびりやっていきたいと思います。

直近1年間の新機能などをお伝えするお知らせの数ものんびり気味で、全部で10件でした。理由はいくつか思い当たる節があるのですが、一番大きいのはAnnictをどう作るかでフラフラしていた期間があったことでしょうか。詳細は今年のはじめに個人ブログに書いたので良かったらご覧ください。

Annictを作る人として軸がぶれていた

実は今もモヤモヤしていて、サーバ費用を抑えるためにHerokuから別のところに行こうかとか、やっぱり俺が考える最強のソーシャルブックマークサービスが作りたいみたいな気持ちが残っています。サーバ移転のほうは今取り組んでいる新機能の開発が落ち着いたら本格的に取り組み始める気がします。ソーシャルブックマークのほうは、これだけ作るかどうかでモヤモヤする期間が長いのはAnnictのとき以来なので、そのうちコッソリ作り始める気がします。(Annictを作り始めるときも作るかどうかでモヤモヤしていた時期があった)

登録者数

登録者数は去年よりも増加ペースが少し上がっていて毎月400人ほど登録してくれています。1万5千人を突破し、2万人の大台が見えてきました。

ステータス変更者数

その月に何人がステータス変更をしたか？の図は以下になります。

やっぱり毎クールのはじめに人が増えるのは毎年変わらないですね。去年からおよそ500人くらい増えているようで、増加ペースは登録者数と同様に去年より上がっている気がします。嬉しい。

記録者数

記録者数もジワジワ伸びていて、去年から200〜300人ほど増えているようです。こちらも増加ペースが去年より上がっているので、今後もっとペースが上がるように記録しやすくなるような機能を作ったりしていきたいです。

印象的なリリース

10個しかお知らせ記事を出していないですがそれでも何個か印象的なものがあったので、振り返りも兼ねてつらつら書いていきます。

また annict.jp を使い始めました

この頃から徐々に annict.com よりも annict.jp というドメインを推していくようになったと思います。それまでは「いつか絶対海外デビュー(？)するぞ」という強い気持ちがあって.comドメインを使っていましたが、その気持ちはだんだんと薄まり、「まずは日本語圏で最強の視聴記録サービスになろう」という気持ちに変わっていきました。まだ海外展開は諦めていませんが、しばらくは日本向けの機能追加に注力すると思います。

作品に対して感想を書かなくても記録できるようになりました & その他細かな修正をしました

これ去年の改修だったかー。実は最近この変更を後悔し始めています。作品にもエピソードと同じような「記録」という概念を紐づけたのですが、ごっちゃになって分かりづらくなった気がしています。やっぱり「作品にはレビューを、エピソードには記録を残す」と別々に扱ったほうが良かったなと思います。今後気持ちが高まったら以前の仕様 + 新しい仕様という形で元に戻すかもしれません。

開発者向けのポータルサイト「Annict Developers」を公開しました

去年から developers.annict.jp というドメインで開発者向けの情報を発信し始めました。蓄積されたデータを色んな人に使ってもらって面白いコンテンツが増えていってほしいという気持ちからWeb APIを公開したりしてきていて、これはその一環になります。AnnictのAPIを肴に開発者の方々があーだこーだと言うコミュニティの中心になれたらなと思います。

プライバシーポリシーを更新しました

Web APIを提供し始めたのは良いものの、プライバシーポリシーが追従できておらず古いままだったので、今ごろ修正した形になります。詳しいことは(書きたいけど)書けないのですが、法律事務所の方などにもご協力頂いた結構真面目な変更になります。こういった取り組みが実を結んでAPIの利用者が増え、面白いコンテンツが色んなところから生まれると良いな〜と思います。

今後の展開

毎年「今年こそモバイルアプリ作るぞ！」と書いているのですが、たぶん今年もやらないのではと思っています…。やりたい気持ちは変わらずありますが、やっぱり優先度が高くならないです。Annict Userland に素敵なアプリが掲載されているので、そちらを利用して頂けますと…(-人-)
今年は以下のようなことをやっていけたらと思っています。