作画監督・原画: 志田ただし
単独作監(補佐2名)と1人原画(2原あり)。
それぞれの子どもたちの顔を見ることができたのがすごく嬉しくなってしまった……3クール追うことができた幸せをゆっくり噛み締められる最終話でした。
エピローグに1話使う作品は名作だ。真介一太刀は果たせたな。なうの出会いのエピソードもう忘れてたな。人間は死んでかたわらだけ残った。最後のメッセージ効くなぁ
いい最終回だった。最後の一言もいいね!
戦いを経て大切な者が帰ってきて旅の終わりと思いきや、それとて大きな旅の一部と訴えてくるのような最終回に思えたよ
千夜も迅火も真介も村に戻ってきた。なのに、そこから自身の旅を仕舞いにする為に新たな旅を始めた。迅火とたまは約束を果たしに、真介は平和の邪魔を片付けに、千夜と月湖は友との別れを
それ彼らにとっての遣り残しであり、一つの旅が終わったから手を付けられる事であり⋯
それぞれの旅は全くの別種。けれど、真介の復讐が迅火とたまに益を齎し、迅火とたまの幸運は長く生きる者の在り方を教えてくれる。ただ、長命による変容はすぐに影響するものではないから、千夜と月湖は同じ時を過ごした旅の仲間として、なうとのお別れを惜しむ事が出来る。彼らの旅はあそこで一区切り付いたかもしれないけれど、彼らの思い出は消えること無く残り続けるのだろうね
ただ、同じ時間感覚はいつまでも続かないと教えてくれるのが月湖の涙かな⋯
千夜は幾度もの衝突の果てに月湖の隣に留まると選んだ。でも、それは月湖と同じ旅が出来るという話ではない
千夜と月湖が共に過ごした年月は確かに幸福なものであったのだろうね。でも、同時にそれは旅を止めているようなもの。時が流れるように人の生き死にも移ろいゆく生活に千夜は同行できない
だから千夜は本当の旅に出る。その旅が誰とも共有できないものではなく、同じように長命を生きるムドや迅火、せつとの付き合いが続いているというのは良かったよ
トボけたように生きる千夜はただ生きているのではなく、生きる為に生きる、進む為に進む、旅をする為に歩き続けている。それは手段が目的となっているようでいて、長命を楽しむ彼なりの手法であり、同時に彼の中に留まり続ける暖かさが意味を持って彼を活かしていると伝わってくる。彼は今でも多くと共に在ると判る
それはまるで、迅火や千夜の旅を見守り続けた私達にも暖かい何かを授けてくれると感じられるラストでしたよ
OPなしの後日談。放送版と配信版があったようで、それを知ったのは地上波放映後だった。
私は配信版を視聴。配信版は26分になっていて、音楽演出も微妙に異なるみたいだ。
迅火、カタワラになれてよかったね! しかも、たまちゃんとおそろいの耳付き!
約200年が経過して人間と永遠の別れになっちゃうの悲しいね……でも、カタワラの仲間ならいる。
最後、千夜がこっちに問いかけてくるの良い演出~!! お疲れ様!!
最後まで見て良かった
エピローグ。室町から戦国、江戸時代に。仲間の人は寿命を迎えても千夜は長命ゆえ生き続ける。
最後決めるところで決めてくれるのは真介っていうのがこのアニメだよな。
1年間見ていて、とても良かったと思った最終回でした。
最後に千夜が語りかけるのは、知性は持ちながら人間離れした存在になったことを暗示しているのかな?
本当に1年間ありがとうございました。
いや~まっさか、雪女ちゃんが逆転正妻獲得!大勝利!展開になるとは思わなんだ・・・と大爆笑しつつ、時が経ち、人主要メンバーがそれぞれの最期を迎える様子は切ないなぁ。しかし、そんな彼らの想いやこれまでの経験をもって、自由に、けど正義をもって生き続ける千夜たちという〆がめちゃくちゃ心地よい〆でした。完走お疲れ様でした!!!