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毎クール4~10本程度のアニメを視聴。見たアニメの感想は出来るだけ書いていきたいけれど、5分枠の作品とかはあまり書かないかも

サービス開始日: 2016-03-14 (3694日目)

視聴状況

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普通


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普通

まだまだ実態が見えてこない巨大試験を前に互いを探り合う1年生の姿がメインで描かれた今回。2年と比べれば実力不足な筈の彼らの実情は綾小路をターゲットとした特別試験が再び話題に上がる事で間接的に理解度が深まったような
入学してあまり経っていない1年生だろうとクラスポイントを掛けた勝負となれば油断できない。だからこそ無人島試験よりも大量のポイントが手に入る綾小路退学の報酬は魅力的となり、ホワイトルーム生に狙われる立場の綾小路も1年生の事情に巻き込まれざるを得なくなってくる構図が見えてきたね

2年は失敗した多クラス合同作戦、1年におけるそれを崩しかねないのが宝泉か。1年が纏まれるかは宝泉の存在に懸かっている。だから彼の排除を考える者も出てくる。それはそれで1年のバランスを崩す動きとなりそうな
他方で崩れかねない1年の調和を保とうとしているのが八神のようで。彼は彼で怪しく見えてくるのだから面白い
少しずつ実情が判然としてくる1年生達の動きや思惑は誰がホワイトルーム生なのかという疑念をより混迷させるには充分過ぎるもの。こうして1年生達が描かれる事で無人島試験への期待感も増してくるように思えたよ



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視聴中止

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普通


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とても良い

一見するとアガットが嫌味な少女に思えるけれど、彼女が真に嫌ったのはココというそのもの少女ではなく、魔法使いのルールに無い者が混ざってくる状況だったのかもしれない
アガットが語るように本来の魔法使い見習いは幼い頃から鍛錬しているし、キーフリーのもとに来る前に試験を受ける。様々な意味でココは例外であり、外れている。だからココが証明しなければならなかったのは自分は魔法使いを目指すに足る普通の見習いであるという点だったのだろうな

今回の試験は難易度が上がっている為に望ましくない状況だったようで。普通の魔法使いなら避けるそれをココは「歩きたての仔馬」という発想でこれこそ普通の難易度だと思い込むね
普通を知らないのに普通の攻略法を追い求める彼女は当然のように唯一と思われた遣り方が閉じられた事で塞ぎ込んでしまう
ココがその時に見せた判断はとても良いね。身体に直接描く魔法陣はNGという魔法使いのルールを守った。今回の試験において、この瞬間こそ魔法使いではないココが最も試された、魔法使いらしさを求められたポイントであったように思えるよ

魔法使いになる者は小さな頃から魔法陣を描くのが普通。そうでないココが見出したのは己が持つ魔法か。親から受け継ぎ小さな頃から繰り返した技法はココが持ち得る普通の魔法
また、この技法はココにとって誓約としての重みに成るね。キーフリーが渡したとんがり帽子は枷としての重みだけど、ココが持つ技法は自身が傷付けた母から教わった魔法、使う時は自然と母が思い浮かび罪を意識する重みと成る
幼き頃よりの技法と枷としての重み、魔法使いとしての普通を手にした彼女の嬉しさを抑えきれない笑みにこちらまで温かい気持ちに成ってしまいましたよ



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良い

前時代的な村で暮らしていたユルの現代生活、案外早く順応しそうな。でもそれは彼の理解力が優れているというわけではなく、前に進んだり決断する際にどの程度の情報があれば、ひとまずの納得が可能かという基準が優れているのだろうな
だから彼は情報を求める。左右様、デラとハナ、それぞれに村や己について聞いたのは、何処へ進み、進んだ先で何をするかを決める為に、自分は何を知っていて何を知らないのかを把握しようとしたからか

左右様、デラとハナ、双方の話を聞いても決定的な真相は不明のまま。それでもデラ達に付いていくなら彼らを信用するかしないかを決める必要がある。そこで全面的な信用は否定しつつも、彼らの庇護下に入る事を了承する彼は良い意味で雑で良い意味で慎重でとても魅力的
少しずつ現代社会の掟を覚えつつ在る彼の周囲にはまだ知らない事ばかり。母の出自すら知らなかった彼はこの先で何を知って何を理解していくのか、こちらまでワクワクさせられてしまうよ



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良い

羊司に翻弄されアミにも翻弄されるカナンに悪魔らしさは薄い。また、羊司からは彼女扱いされているけど、本人に彼女のつもりが薄いのも特徴的
カナンが優位に立つ局面は少ない。だから撫子に先を越された感じになってしまうし、正体の見えない焦りも感じてしまう
状況を改善するにはそれこそ一発かまして羊司をオトすくらいの勢いが必要だったのだろうけど…。肝心な場面でデートの組み立て方が下手なカナン様可愛い

高い場所に連れていけば吊り橋効果で落ちるだろうなんて穴が 有りすぎる作戦。何よりも本人の服装に大きな穴が有ったのだからもうどうしようもない
でも、羊司はカナンが望まぬ方向でチョロいからそういう穴にも落ちてくれると。むしろ羊司はカナンを落としてしまう男だね。カナンの悩みを理解しない彼が理解するカナンの魅力、落ちてしまったカナンが理解しようとする正体不明の気持ちは更に彼女が羊司にオチてしまう悪魔の罠に思えますよ(笑)



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とても良い

ぼたんは本当に酔った際の口説き文句が強烈な後輩ちゃんだね…
かなではいわばいぶきを巡って争う相手。かなではぼたんに対してちょっと構えた姿勢。でもぼたんはそんなの知ったこっちゃないからかなでと仲良くしようとする
濃すぎてかなでが驚く焼酎をあっという間に飲み干すぼたんはまるでかなですら飲み干そうとしているかのよう。あの言葉は言い方も内容も殺し文句だよなぁ(笑)

やえかは言い合いや急行券に表れるようにかなりのおっちょこちょいさんのようで。一方で言い合ったあかねとの仲を楽しげに語る様子には彼女をとても好いているのだと伝わってくる
けど、言い合いを途中で切り上げて外出してしまったやえかは自分から謝るなんて出来ない。ここで酔うとズバッと急所に刺さる発言が出来るぼたんが良い仲介をしたね
あと、謝り方が不器用なやえかを許してしまうあかねも「そういうとこだぞ」と言いたくなってしまったよ

他方で何処まで本気かはさておき、ぼたんが最も仲良くなりたいのはいぶきのようで
服屋の店長はいぶきが飲酒を見せられる程に信頼している相手か。別にぼたんはかなでのように対抗心を燃やしたりしないが、無意識に見せ付けてはいるね。いぶきと同じしゃっくり癖、ペアのピアス、いぶきを飾り立てるぼたん…
殺し文句だけではない遣り方で仲を深めていく二人の絡み酒が見られてほっこりしてしまいますよ!



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見てる

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良い


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とても良い

母を傷付けたばかりの状態から始まるのは魔法の修行と新しい生活環境。他の魔法学校モノやらココが魔法に憧れていた点を考慮すれば、ワクワクするような導入が望まれた筈。けれど、彼女の中には罪の意識と母を想う寂しさが在る。だからか、ココはワクワクと哀しさが綯い交ぜになった複雑な表情を交互に見せるね
ココが憧れていた魔法はキラキラだけでは無いと知ってしまった。知らなかったから母をあんな目に遭わせてしまった。だから彼女は知らなければならない。でも、そうして知るを目指す先にきちんとキラキラした魔法がまだ残っている展開は良かったな

魔法を学ぶ為の新環境での生活。早速ワクワクさせられる水の魔法が披露されたけど、過ちを経たばかりのココは魔法に恐怖を覚える
それだけに魔法は怖くないと教えてくれたテティアは彼女の良き仲間となるかと思いきや…。”知らざる者”なる渾名はココが他の見習いとは微妙に異なる、壁の在る相手だと示唆してくる
また、過去の話が教えてくれるように魔法には知られざる恐ろしさがある。無闇に触れて良いものではないと知れる
それだけにキーフリーがココが持ち得ていた魔法への憧れを取り戻してくれるような光景を見せてくれたのは本当に良いシーンだったな

だからか、続くシーンはワクワクが多少勝るものとなるね
歓迎会でもない夕食で出されたパンやスープは絶品だし、与えられた魔材は魔法使いへの入口そのもの
魔法のイロハを知らないココは魔法の学びに苦戦するけれど、それは知らないからこそ楽しめるものと言えそうだ
他方で知らない弾力を返すベッドはよく知るベッドが在る自宅、そこで凍る母を思い出させる。彼女はどれだけワクワクしてもこうした寂しさから逃れられないのだろうな…

ココの知らないをより嫌な意味で強烈に示したのがアガットか
ココが自分で話したわけでもない母の悲劇を知っていると敢えて言い、魔法使いになるとは何かをココは知らず自分は知っていると突き付けてくる
また、彼女は先生のようにココの魔法陣の未熟を指し示す。アガットが自分の知るを示せば示す程にココの知らないが強調されるような
それだけに彼女が勝手に始める試験を知らない事が多すぎるココはどう乗り越えれば良いのだろうね?



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とても良い

ユルへの事情説明は為されていないので全容は判らないまま。それでも何かを守る為には前へ進まなければならない。ガブを相手取ったように、理解可能な限られた情報を元に動くなら感情で行動しても良い
けれど理解できない要素に対して行動方針を決めるなんて難しい。特に本当に妹かも知れない自称アサを前にユルの採れる方針は限られる。だからこそ取り敢えず前へ進む為の多少の納得が必要とされた回だったと言えるのかな…

自身が知るアサを傷付けたアサを名乗る少女、怪しい人物の主張だけなら無視できる存在も右が証言を補完すれば無視できなくなる、動けなくなる
デラは判断に迷うユルへ良い折衷案を提示したね。アサの事は判らなくても村人が危険なのは判る。皆を守るというとても単純な理由に基づいて彼は進み始められる
他方で、視聴者にとっても何もかも判らない状況だっただけに、涙を流す自称アサの姿により少しだけ理解できるものがあったのは良かったよ

村から逃れた事で次回には流石に多少の説明はなされる筈。けれど、状況説明を行うその場所だって前時代的な暮らしをしていたユルにとって説明が必要な場所と成ってしまうわけで
何もかもの説明が必要で、その中から何に納得して何を自分の糧とするかをこれからのユルは決めなければならないのかな
鉄の箱の中で大地に咲く大量の光を見ながらユルが何を考えているのか、想像を膨らませてしまうようなラストでしたよ



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良い

善良な家族を騙して我が物とするカナンは悪魔めいている。そこまでは貫禄がある
なのに羊司と遭遇したら貫禄が地底へと埋没するし、性に奔放なアミが登場すれば彼女の未熟さが露わになる。そうした展開だけでも面白い、というか早くも安心と信頼のテンプレ感が満ちているのに、そのタイミングで羊司にモテ期を演出する事でカナンの焦りが描かれるのは良かったな

カナンと羊司の関係は早くも安定期に入りつつあるように思える。だからこそ外部因子を組み込めば安定感を保ちつつ愉快さは増すわけで
羊司が自分以外とイイ感じになるかもしれないという焦りを生み出す横槍はカナンの表情をより豊かにするものとなるね
それで居ながら、人間を躾けているつもりのカナンがまるで羊司に躾けられているかのようなオチは二人の関係を如実に表しているようで笑ってしまいましたよ



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とても良い

大学生がお酒呑むアニメというと『ぐらんぶる』の印象が強いだけに、本作も浪人設定とかあるのかな?と思ったら作中で言及するし、どうやら原作でも同様の設定らしい事に驚いてしまったり
それはお酒を呑む言い訳というより、ぼたんという女性の深みに繋がるね
さておき、話の流れとしてはお酒を呑んでいるだけ。しかし、高品質な雰囲気や高い画力により、そして卓越した会話センスにより楽しめる作品と思えましたよ
てか、ぼたんは結構な口説き屋さんだ

いぶきは一人呑みを「気兼ねしない」と言うけれど、それは一人が好きなのではなく人に悪く言われたから一人に成らざるを得なかっただけ
いぶきのしゃっくりを好印象に捉えたぼたんはいぶきの心の壁を容易に越えたと言える
だから今度はいぶきがぼたんの壁を越えさせる番。同じようにしゃっくりを出したのはいぶきにとって良い反応ではあるけれど、ああもアルコールやその場に酔い易い子の扉を開いてしまったのは後々響いてくるような
と言うか、年上の寮長に対して「可愛いですね」はかなりの殺し文句に思えますよ!

ぼたんの「お茶しましょう」にワインを持って返すいぶきは結構アカン先輩…
でも、そもそもが立ち入った事の無いぼたんの部屋での交流だし久々の乾杯、少しくらい酔わないと緊張は解けない
けれど酔いはやはりぼたんに必要以上の影響を与えてしまうようで。酔うとあんな発言が飛び出るぼたんは無自覚ナンパ師として大成してしまいそうな気がする…
まあ、予測不可能なぼたんの振る舞いはいぶきから硬さを取ってくれたから良かったと言えるのだろうけど

一人呑みのいぶきが後輩のぼたんと二人呑みするなんて寮にとっては大ニュース、かなでだって動揺を抑えきれない
お酒の真相を知るにはお酒を介するしか無い。ぼたんの飲酒体験があっという間に増えていく……
さておき、酔ったから引き出せる言葉があれば、酔ったから漏れ出てしまう言葉もあるわけで
かなでがいぶきとぼたんの事情を知る呑みに成るかと思いきや、ぼたんがかなでの人柄を知る呑みとなったようで、微笑ましくなってしまうね



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普通

テストで満点を獲得した事で当然のように沸き起こる綾小路への疑念。それは本来なら綾小路自身が解かねばならないもの。けれど、堀北が上手く誤魔化したね
その様は堀北が綾小路との勝負の結果を尊重する律義者であるようにも見え、あのような局面を咄嗟に制御できるリーダーシップを身に着けたようにも見え
お陰で綾小路への追求の手は緩くなった。だからこそ彼は自身を狙うホワイトルーム生への探りに専念でき、却って怪しい人物が余計に怪しく見えてしまう感じか

2年生最初の試験が終わった事で改めて意識されるのはこの2年時をどう戦い抜くか。堀北は生徒会へ入り、一之瀬は綾小路の言葉を支えに立ち上がった
人々は先へと進み始めている。それだけに宝泉の件を引っ張り出すように改めて綾小路に接触した天沢は怪しさ満載だね。てか、ドア越しの姿とか普通に怖かったよ…
天沢は綾小路だけでなく、軽井沢にも疑念を齎した。その言動の意味は果たしてどう考えるのが正しいのか?そして礼儀正しいのか挑発的なのか正体が見えない七瀬への疑念も消えないままな内容でしたよ



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ココが持つ魔法への認識・印象の変遷が面白いね
ココは冒頭の洗濯シーンに現れるように魔法を起こせなくても魔法が使えてはいる。でも、それは”本物”でないのは彼女自身が知る話であり
幼少期の光らなくなった地面により、彼女は自身の現実を思い知っている。それでも彼女が魔法使いへの憧憬を止められないのはそれだけ魔法を素敵なものと感じ夢を見ているから
だからこそ、魔法が思っていたものと違うと知った際の彼女の変化にこちらも魅せられてしまう

キーフリーは登場当初こそ冴えない青年だけれど、その実態は魔法使いか。魔法使いであるとはアピールしていなかったが、帽子を被った途端に魔法使いの貫禄が出たような
隠された魅力、それは魔法を使う際に最も溢れ出るね
でも、それはココが思っていたモノとは違った筈。けれど、彼女は魅了された
印象深いのはココは魔法以外の魅力、母と暮らす温かな暮らしの魅力も理解している点。それでも彼女は魔法を試してしまった

隠されていたものには隠されるだけの理由がある。それを想像できなかったココが起こしてしまった悲劇は当たり前のように持っていた魅力を隠してしまうもの
母は魔法に閉じられ、ココの記憶も閉じられようとした。そこで二人が交わすは隠されたものを探し出す契約か…
記憶を隠さない代わりに隠された絵本を探す。普通に生きていたココは隠されるべき魔法使いになる。ココが描く魔法はどのようなものになるか興味を引く初回でしたよ!



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羊司がカナンに積極的なアクションを採る→カナンが盛大に勘違いして恥ずかしがる→更に羊司が接近する→カナンが「おのれ下等生物め~!」と叫びながら逃げる、という早くもお約束テンプレートが確立されていると感じられる構成は頭空っぽにして楽しめる感じがして良いね。というか、羊司の振る舞いに対して過剰に恥ずかしがってしまうカナンが可愛すぎるというか
それでいて、カナンの隠れた悩みだった何を食べても美味しさを感じられないという点に対し、羊司が何の気なしの行動で解決の道筋を付ける流れも良かった
これは本当に深く考えずに楽しめる作品と思えましたよ



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まさか1クール内で3年も経過する作品になるとは…
再び訪れた年度末課題。それぞれに足りない何かを補強する課題はそれこそ自力だけでの達成が難しいものだし、安易な達成を狙おうとすれば容易に間違ってしまう
これまで卒業した鏡花も一咲といさきも課題対応中に間違えそうになって、でも皆の協力を得られて達成できた。だから彗の課題が他者の協力が必要なもので、前年の協力が今になって返ってくる構図に納得と感慨深さを覚えてしまうね

他者に与えた何かが返ってくるという点では未来が最も大きいものを抱えていたのかな…
零にとって後悔の一つとなっていた彼女は再会後には何も気にしてないと振る舞っていた。けど、彼女は気にしないよう振る舞う事で後悔から目を逸らしていたようで。だから目を逸らさない零に嘘を吐き続けていたのか…
なら、自分の後悔だけでなく未来の後悔さえも忘れずに向き合っていた零は未来の他者との繋がりを失わずに保っていたと言えて、それがもしかしたら未来との再会に繋がったのかも知れないと思えたよ
未来の後悔を忘れずに居た零と向き合えた事で未来は隠された課題、どのような先生に成りたいかという目標を定められたのだから

元々の零は人間嫌いだった。なら人外少女達を教え導く中でその点は改善されたのか?むしろ零にとって人間嫌いの克服こそが課題かと思われていた
でも、彼は人間嫌いである自分を受け入れた上で異なる点を課題・目標に掲げるね。いつまでも卒業せず其処に居続ける存在に思われたトバリの卒業を目標とした。それは年度末課題を容易にこなせてしまうトバリにも人間を知りたいと思わせるものとなるのだろうね
あの学校にはまだ零の協力が必要な人外少女達が居る。翌年も人間を教える教室は続く。そこではどのような温かい授業が行われるのだろうと想像を膨らませる締め方に思えましたよ



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掴みはバッチリな第1話!…ってこういう作品を指すのだろうなと思わせる程に魅力と引力に満ちていたね
狭いながらも平穏に暮らせていた村、外と内を分かつ結界が破られた途端に露わになるのは外から隠されていた内、内においても隠されていた更なる内側
ユルという青年が気持ち良い好青年である為、外と内の崩壊によって苦悩を抱く様に感情移入でき、そして彼が最後に為した救命の策に興味が惹きつけられてしまうね

双子が生まれる事で因縁が始まるというと、どうしても昔の時代をイメージしてしまう。旧い村の在り方をすんなり受け容れられる
それだけに結界が破られてからの展開に仰天する。平穏が保たれていたのではなく、内側で閉じ籠もっていたのだと判る
まあ、それにしたって敵側の攻め方が容赦無さ過ぎて、また悪趣味である為に外からやって来る脅威に嫌悪感を抱かずには居られない作りにもなっているんだけど

外と内の崩壊という意味では妹のアサを名乗る別人が登場した点も強烈。また、アサは死んだように見せて異形の力を用いる事で彼女という存在も内において隠された何かであると理解させられる。その上で、ユルは妹を見捨てて逃げるしか無かったわけだ
一人で狩りができる彼の無力感が突きつけられた形。そうした流れを踏まえた上で彼にしか出来ない逆転の手札を示した上で第一話を締める作りは気持ち良いものだね。あっという間に本作の世界観に取り込まれてしまった気分ですよ



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