ある日突然挨拶もなしで姿を消したりはしないさと言う忍野のセリフそのものが、どうしようもなく別れの挨拶だったのだか。あららぎは不器用な言い方だと言ったが、自分は粋な去り方だと思った。なぜか虚しい気分になった。
完全に一気見してしまった
それはすごいストレスだわ
結構長いこと好きだったんすね
恋愛に関するストレスってすごいんだな
阿良々木意外と厳しい
阿良々木やっぱり人から好かれるよなぁ
両親にやった方法と同じだ
死に際にひたぎを思い出すのはよい
忍はずっとそばにいたのか?
猫は忍のことも考えてたのか
忍野いなくなっちゃったのか...
ホントにお人よしだよな
「たかが数ヶ月の恋愛のことで」自分を軽んじるが故に阿良々木はここで珍しく羽川の苦悩を見過ごしてしまう。しかしそれは「たかが」ではないし、また阿良々木自身も恋を知り、そうして初めて阿良々木は誇りを持つ。まぁそれでも「羽川のために死ねるのなら」なんて言ってしまうのだが、そこで戦場ヶ原の首輪が効く。「それはただの言葉だ、お前の気持ちじゃニャい」ここでようやく忍野のテーゼを乗り越え、阿良々木は正面から周囲との関係性に向き合う。
「弱さだ」なんて他人に言い切るストイックさは健在で、まぁこれはレジリエンスとかの概念を知っているとキツ過ぎないかと思うところだが、こういうところへの批判は続編の中で様々に批判されていく部分だったと思うし欠点と言う程ではないだろう。(そういう意味で個人的には千石とか老倉とか阿良々木に都合の悪いキャラが好きだ。)
猫は「馴れるな」なんて言いつつ実に丁寧にお膳立てをしてくれて、流石羽川の別人格と言うか良い奴だ。