タナベは「愛」を信じてるのに、現実は何も変わらず、どんどん絶望的な方向に。「愛」の種類は違うかもしれないけど、遠藤周作の『沈黙』で神が司祭や信者に何も語ってくれないという状況を思い出した。酸素が切れたタナベの選択はどうなるんだろう。
フォン・ブラウン号の方は都合の良い奇跡など起こらず、議会と解放戦線のトップにとってはイデオロギーもただの取引き材料でしかなかったのが現実的で良かった。「志」みたいな青臭いことを喚いてるのはハキムみたいな下っ端だけ。
本能むき出しのヤケクソリュシーも良かった。
他の方の感想通り、[ハチマキ]は[ハキム]を封じることができずにもみくちゃ
[主人公]は[クレア]を救出。
血が出てるのは驚きだが、思ったより軽傷感。
人を盾にして、弾は貫通しないのだろうか?
[リュシー]は身を守るために銃を使ったのだろうか...?
[ハキム]の「たかが12万。飢餓・戦争で毎年1000万?の犠牲が出ているのに命の価値は等しくないのか?」発言はボディーブロー食らった感...。
社会主義っぽくなるだろうが、確かに権利独占がなければ命を落とさなかったと思えば見殺しとも捉えることができるが...
[白猫]側も自身の要求を受けてくれればと黒猫(実行犯チーム)という少数を見殺しに...。この部分皮肉があるよね(人の命の価値みたいな考え)
[チェンシン]と[フィー]達の手助けなく、フォン・ブラウン号はエンジン軌道で墜落せずなんだね+24話、40kmは遠い...。重力1/6とはいえ人担いでは脚にも負担があり大変か...
愛に生きる[主人公]は自分が生きるために犯罪をした人、事件でさえ娯楽化する監督、愛を嘯くDV彼氏、また自分の愛を貫いたために離婚する結果?となった人、自分の信じる愛(宇宙)に生きた結果病気を患うなどを回想し、[主人公]が思った愛は軽薄ではないかと疑問に上がる。最後には[ハチマキ]が宇宙トラウマを克服したのは自分の愛ではなく彼の宇宙に対する愛と気づき、動けなくなる...。
ここでボンベのリミットが...[主人公]は他者に対する愛のために死ねるのか、はたまた自身の身を案じ[クレア]のボンベを奪うのか...面白くなってきた!
テロと交戦、月居住地域へフォン・ブラウンを落とそうとし、取引が行われ追突回避。
クレアを抱えて移動するタナベ、愛で動き追い込まれるタナベ。
ミスリードの可能性もあるでしょうが、クレアの酸素ボンベのリリースボタンにタナベが手を。
テロの襲撃で死線をくぐる前後の表情の変化がすごかった。
フォン・ブラウン号のエンジン再始動で、連合がテロに屈したかと思ったら、
テロのスポンサー「島の領有権は譲る」
連合は国際機関だから、国だろうが個人だろうが権益を独占できないと思うけど、ウラなんでしょうね。