相変わらずなんだか乗り切れないロボロボ団との決戦回。
前回から引き続き、作画がなんだな力尽きている印象です。
宇宙メダロッターX退場回で、作画のリソースを使い切ったのか、ところどころなんだな絵が乱れています。
アニメってやっぱり作画が大事だと痛感しました。
せめてラストバトル回では、作画の水準が戻ってくれることを期待。
物語面もどうも噛み合わず、メダルの正体やそれをロボロボ団がどう利用するつもりだったのかが語られましたが、ここもあまり魅力を感じず。
メダルの正体からVS過去文明編とかあったら盛り上がったんでしょうけど、そこまで話は膨らまず、あくまで現代の人間社会のみでドラマが進みます。
その人間社会も描かれるのは遺跡とメダロット社の様子だけ。
カブトメダルをハメたメダロットが暴走してるなら、それが世界にどのような影響を与えるか、そのあたりをしっかり描いて欲しかったです。
あとはメダロットの暴走なんて事件が起きた以上、メダロットの回収なんかも必要だと思うのですが、それも描かれないのかなと不安。
メタビーとの別れなど、ドラマができそうな題材をわざわざ無視するということは、スタッフは「それよりもっと面白い展開を作ってやるぜ!」と意気込んでいるということでしょうか?
ここまでメダロットを見てきた身としては、スタッフに期待したいですね。
あと細かいところですが、ラスボスの正体が二段構えで明かされたのがよかったですね。
あのネコが真の黒幕だとわかるシーンでは、思わず「そう来たか!」と声をあげてしまいました。