U.C.(Universal Century:宇宙世紀)0001―。
宇宙移民の開始が宣言され、新たな時代が始まろうとしていた。
そんな折、改暦セレモニーが行われていた地球連邦政府首相官邸、宇宙ステーション〈ラプラス〉が爆破テロにより粉々に砕け散る。
貧困からテロに加わった青年サイアムは、〈ラプラス〉の爆発に巻き込まれ、残骸の中である物を発見する。
それは後に『ラプラスの箱』と呼ばれることになる禁忌の箱だった。
『ラプラスの箱』を開けてはならない。
それが何であるのか、知る者はほとんどいない。
『箱』の秘密は、サイアムの元で眠り続けた―。
U.C.0096―。
ラグランジュ・ポイント1に浮かぶ、建設中の工業コロニー〈インダストリアル7〉。
父を知らずに育った少年バナージ・リンクスと、〈インダストリアル7〉行きの船に密航した謎の少女が出会い、
そして、稼動試験を繰り返す白いモビルスーツ《ユニコーン》と様々な思惑が絡み出したとき、歴史(ルビ:とき)の針が動き出した。
『ラプラスの箱』をめぐる争いに巻き込まれることを、バナージはまだ知らない。
『ラプラスの箱』とは何か―。
『箱』の抱く秘密とは何か―。
今、宇宙世紀 百年の呪いが解かれようとしていた。
宇宙世紀シリーズ主義者にとってはたまらない展開だっただろう。『逆襲のシャア』を感じることのできる物語に感動するばかりであった。
ガンダムとしては言いたいことがある。富野ガンダムのニュータイプ論はVガンの小説版でその回答を示したのに、それを全く読んでないような内容。ふざけてんのか
でも映像や音楽が良すぎて、ストーリーも単体で見るとそれなりなのでくっそー良作と言わざるを得ねえ!フザケンナ!って感じ。
おもんね
ラプラスの箱の中身が引っ張った割に大したことなくてズコーとなった。
フル・フロンタルの正体は後半明らかになるけど、正体を知った上で考えると
一生懸命シャアの言動や行動パターン研究したんだろうなあ…と考えると相当イタイ奴だなという印象。