今回特に会話を深く聴いて考えてほしい。そんな回。
30代から40代のベテラン技術者がいないとか、自由同盟の政治情勢がまた現代と通じていて面白い。
この回はセリフが結構皮肉が効いている。
政権の維持のための方策として戦争の拡大を女性政治家が主張するというのも時代の先取りしすぎじゃないかと感じた。
あの悪役トリューニヒトが出兵反対の立場をとるというのも一枚岩ではない。
ここ物凄く面白い。
フォーク准将の出兵案だけでは不安だと、上官がヤンを投入するという判断も面白い。
ヤンは上官に問いかける。
帝国も自由同盟もどちらも悪政を強いているならどっちがマシかと。
中立のフェザーンという国もあり、また双方の国の窓口があり武器商人国家が暗躍してるという部分も今回の話をみると面白い方向に転がっている。
ヤンはこの無茶苦茶な作戦の尻ぬぐいをしなきゃいけない。上官がガチでそれをやれとオブラートに包む以上に直接いってるところが深いな…
偉い立場になったとして、成功可否に関係なく辞任しなきゃいけない立場になったとき、後進に席を譲るための無償の根回しが私にできるか…無理だな。
だから凄いと思える。