【ぼつぼつ効く薬】 渡鬼的な嫁姑問題の予定調和。底意地の悪い人でも弱ってる時に優しくされると感謝の気持ちが湧いてきたり。
【化け物使い】落語みたいな話。絵本や紙芝居にもいいだろうなと。人使いの荒いご隠居、奉公人に対しては雇い主の権力を持つわけだけど、化け物に対しては命令と脅しの威圧感だけで従わせているのが面白い。江戸期のユーモラスな妖怪観を思わせる。
【京の蛙、大坂の蛙】お前らそれでいいのかと思わずにいられない笑い話。昔の旅人は一日十里(40km)を歩いたというから、京⇔大坂の距離が60kmとして、2日あれば着く計算になる。坂本龍馬も大坂から京都まで徒歩で2日(伏見で一泊)掛けていたらしい。現代人なら個人差はあるけど一日20kmでもヘトヘトだ。蛙の脚なら10日でも着くかどうかw