星が大好きな中学生、すばるはある日の放課後、宇宙からやって来たプレアデス星人と遭遇した。
地球の惑星軌道上で遭難した宇宙移民船を直すため、プレアデス星人は地球人の中からエンジンのカケラをあつめる協力者を召還したという。
ところが集まったのは1人のはずが何故か5人!
「魔法使い」に任命された5人の少女たちはそれぞれ何かが足りていなくて、力を合わせようにもいつもちぐはぐで失敗ばかり。おまけに謎の少年まで現れて、こんなことでエンジンのカケラを回収して宇宙船を直すことはできるのか??
かわいそうな宇宙人を助けようと、未熟さゆえの無限の可能性の力を武器に、
友情を培いつつ、カケラあつめに飛びまわるすばるたち5人。
宇宙と時を翔る、希望の物語。
変わりたいと願う少女たちが、お互いを支え合いながら成長していく。そんなハートフルな宇宙ラブコメとして楽しませてもらいました。
特に、ミナトの正体と物語への関わり方が明らかになっていく中盤以降は、一気に引き込まれました。
ななこの回をはじめ、各話に宇宙監修が入っているのではと思うほど細部まで作り込まれている点も魅力的でした。
お気に入りは10話と最終話です。
やっぱり、すばるとミナトの関係性が刺さりました。
すばるがミナトを見つけ、ミナトがすばるを変えていく。この相互作用が本当に美しくて好きでした。
また、各話で繰り返し描かれる「変わりたい」「自分は変われているのか」という問いかけも、作品全体のテーマとして強く心に残りました。
恐らくYoutube版で描かれているのか、2話目までは少し展開についていくので精一杯だったのでyoutube版を見てからでも良いのかなと思いました。
☆☆☆☆
[設定]
・宇宙科学についての雑学の盛り込みは設定を広げていて良い作用を及ぼしていると思った。
・異なる時空の少女達が集うという設定は、序盤のすばるの課題の提示、少女達の別離とそれに伴う課題発生→解決のプロセスづくり、エピローグまで完璧に役割を果たした(または設定を活かしたシナリオ組立がなされていた)。
・車のエンジン音はまあそういうもんだと思えば慣れる。(むしろこれ以外プロモ要素がないのでこれを取ると建前がなくなってしまう)
[キャラクター]
・キャラクター1人1人を大事にしていた。
・1クールの間に1キャラに重点を置いたエピソードを1話まるごと使って、視聴者に愛着を持たせていた。
・キャラクターデザインがかわいい。魔法少女の衣装のデザインにもこだわりを感じる。
[脚本]
・企業プロモ用アニメとしての出来は頭一つ抜けている。
・1クールでしっかり物語を締めていて高評価。
・みなとくん周りの設定が駆け足だった気もするのは残念。
・青春の課題=自己の確立に挑んだ少女達のSFファンタジー日常系冒険譚としてはよく出来ていたと思う。