米軍の闇を抽出したような回かな。
虚淵さんらしいなと。
米軍兵士の悲しき末路。
人間によって生まれた超人ってロクな扱いを受けないということがよく分かった。
人間の身勝手さが身に染みる後味の悪い回だけど、戦争を題材にしてる回とあって生き残った兵士の心情がリアリティに表現されてて面白かったし考えさせられる回だった。
これまた元ネタというか時代背景が重い話を…
超人課はジョナサンを探して欲しいという米軍の依頼を受けるわけですが潜水艦の件やら色々有った米軍の依頼をほいほい受けているようでは爾朗から批判されるのは仕方ないよなぁ
爾朗は超人を「人々に希望をもたらすもの」、カロルコ大佐は「人類が進化した形」という感じで表現しているのが面白い。これまでの話を見ていると純粋な超人ってむしろ「現象」とかに近いんじゃないかと思えるが
ラストの新聞に出てきた超人人工島とか超人博覧会とかちょっと怖い単語が並んでいたんですけど……。これから何が起きるんです?
虚淵玄さんといえば翠星のガルガンティアが思い浮かぶ自分としては、人類の発展のために人間をやめたり、宗教で旧世代を支配しようとしたりしたところにガルガンティアの匂いを感じた。
米軍脱走兵が一般人への殺傷行為、舞台が関東だから放映が許された?アメリカ先住民族に信仰が無かったかのような発言は、どうなのかと。