キノの旅 the Beautiful World

いろんな国や歴史や文化が出てきて面白かった。
作中のは極端な個性や特徴があるけど、他の文化や旅に興味を惹かれた。
住めば都、郷に入っては郷に従え、国や人々はどんな姿にもなりうるだろうと改めて思った。
どんな人の価値観も好き嫌いあれど否定することはできない。

まさかの展開が多くて面白かったし楽しめた。
でも、やはりそれぞれの国の歴史などを知って考えさせられたところがこのアニメで一番面楽しめた。

目的も無く国を旅をするって良いね。色んな人や文化に触れることで、様々なことを考えさせられた。

アニメだから仕方ないが、原作の深みのある話には至らず、淡々とした話がそこそこあったかな。是非原作で読んでみたい。
けど、「本の国」の虚構と現実が入り交じった話は想像が膨らんで本当に面白かった。ムズいけど。

こういう落ち着いた、理性と狂気(という表現でいいかはわからない)の物語好き。

まぁ、一通り見たあとだと薄れているが、雰囲気に入り込むまでは、モトラドの喋りやキャラの話し方(棒読みっぽい等)、意味の受け取り難いメッセージ、なんで銃構える練習してるの、演出…等々違和感は多かった。(延々銃の練習してるとこから色々深読みしていたが、結局"特別な"意味はなかったようだし)

初代のキノは、シリーズを通して何処か不気味な、不安げな雰囲気を纏っていて、それが視聴者に物語の深淵さを印象づけるような余韻、残響を作り出していると思う。そこが2期とは決定的に異なるところであり、僕が初代を好きな理由だと思った。

メーテルと鉄朗が入れ替わった銀河鉄道999。
銀河鉄道999は世界観だけ徹底的に作り上げていたが、
キャラクター周りのストーリー自体は割と投げやりな印象があった。
キノの旅でもその傾向はみられたが、メーテルが主人公な分、
幾分丁寧に表現されていたと思う

ＤＶＤ１（＃１～＃３）
2014/3/7【レンタル】すごく説明的。エルメスはともかく、キノの淡白な話し方は原作からのイメージ通り。けど、アニメでまでその淡白さを忠実に再現すると……何かつまんないなー。キノ演技下手だし。
途中途中文字で進行するのもいちいち鬱陶しい。期待しすぎたかな。残念。

ＤＶＤ２（＃４～＃５）
2014/3/13【レンタル】もうすでに期待はしてなかったので流し見で。レールの話は原作１巻で好きな話だったのでちょっとは見たｗ　エンドレス虚しい……。大人の国はビジュアルあった方が分かりやすいな、やっぱ。初読みした時、時軸がはっきりしてなかったので、どっちが主役のキノなのかわからなかった。
１巻始まったばかりで主役交代かとも思った。どっちにもとれる書き方だったと思う（すでに曖昧）。

ＤＶＤ３（＃６～＃７）
2014/4/4【レンタル】とりあえずDVD消化の為にながら再生。ほとんど集中してないのは期待もないから。淡々と小説聞いてる感覚。温もりの感じられないアニメ。絵もあまり好きじゃないのでイマイチ入り込む要素がない。演技下手だし。何で人気あったのかわからない。……けど、最後までレンタルしてるので一応消化するつもり。

ＤＶＤ４（＃８～＃９）
2014/5/14【レンタル】最初からちゃんと観る気がないので流して聞いてた。他の作業をしながら。
深かった。本の話は深かった。あんまり理解出来なかったけど。相変わらず小説的なアニメだなぁ……。

ＤＶＤ４（＃１０～＃１１）
2014/5/14【レンタル】相変わらず温度の感じられない淡々としたアニメだなぁ……。やっぱり苦手。とりあえず全巻借りてるので義務で観てるけど。原作は１冊で諦めたしｗ
疲れるなぁ。

ＤＶＤ５（＃１２～＃１３）
2014/5/14【レンタル】時軸がバラバラだからか余計に見にくいんだろうなぁ。温度のない素っ気なさは健在。でもそれがこのアニメの味だから仕方ないか。今回はちょっと切なかったな。