彼の国には龍が棲んでいる──神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという… 舞台は“龍の国”。主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。 少年の名はベル。大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。 激しい戦いに巻き込まれながら、二人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…かつてない壮大なスケールで描かれる冒険ファンタジー!
◇作品No.81/◆鑑賞No.117
<評価:S/おもしろい>
<オススメ、ミテホシイ度:4/とってもとっても面白いですよ〜‼︎>
**物語ひとこと紹介**
あの・・・激ムズ案件頂戴しました。分かる人~!?な物語。
最高
俺これすきだよ島田の姐さんは支えてやりたいし
ベルのなっさけない主人公ぶりもさー
決められた運命に対するキャラクターの考え方が色んな観点で見ることが出来たのは良かった。ただ、その命題に対して作品で答えは余り出せなかったのかなと思いました。最後まで面白かったけど、終わってみたら結局これはどんな作品なのだろうとモヤモヤはしてしまった感じですね。
作画に関しては全編通して素晴らしかったですし、スタジオカラーらしさのある作風がみれて、アニメファン的には嬉しかったですね。流石です。
キャラクターもちゃんと1人1人意思が強くて、それがブレずに最後まで行ったので、そこもまた良かったですね。
音楽は別に違和感は無かったんですけど、印象に残る曲は特に無かったかなとは思いました。ただテーマがどっしりある作品なので音楽の力がなくても全然楽しめるとは思います。
全体の総評としてはキャラクターも作画も良かったけど、最後のまとめが良かったらもっと高い評価だったかなとは思いました。でも、面白かったと思います。90分ぐらいで見れるのでサクッと見れますしオススメです。
龍の歯医者、突飛な舞台設定で解釈がやや難しいけど深みがあって良きだった。
登場人物一人ひとりに、つくり手の主張(信条)がそれぞれ一本通ってる感じで、じっくり考察すれば何かわかりそうな気がしないでもない。
それはさておき、原作・脚本「舞城王太郎」って見て、才能あふれるやべぇ方だった気がして過去作見返してみたけど、どれを見てやべぇなって思ったか思い出せない。
ID:INVADED より前の作品で何か凄みを感じた気がするのだけど…
運命を超越するために変身する女というのは良かった。