ココシュカ達の敗戦は呆気なかった。そもそもピノーは主戦派じゃなくて内政派だったんだよなぁ。つまり、侵略によってのみ帝国が繁栄できるという理屈はルイ大臣の思い込みでしかないってことか。
シエロでディレクトルを殺したアウグスト達は、外の情報を知らないのに帝国への降伏を画策したわけで、不安に駆られただけの無能オブ無能だったと。
この戦いで、マフムートの側近を除いて重職に就くキャラが随分死んだような。
マフムートが戦さ嫌いなのに戦さに強いっていうのは序盤からそうだったなと。パシャの地位を一度追われる原因になった砦の攻防戦の時も、私情を優先して友人や部族を助けたけど、戦いには勝った。
それはそうと、2クールで全体の話が終わらない雰囲気……。
この作品は、都合が良いことが多いように思うけど、今回は違ったな。それにしてもカルバハルの頭が綺麗だったなぁ。あんなに高い所から落ちたのに。
今回はエピローグ的な内容。ピノー大将もココシュカもあっさり落とされたけどシエロ民の早まった行動でカルバハルが死んで全てが丸く収まらないあたりは大河ドラマだなって感じ。個人的にはカルバハルのキャラ付けが最後までチャラチャラした印象で、首を落とされる前の口上も何か上滑りしてる印象。金髪長髪キャラの見た目と声が合ってないなあと思ってたんだけど原作読んでる人にはイメージ通りだったんだろうか?
夜明け前に帝国軍を討ち取る。
ディレクトルが殺され、シエロの帝国軍は撤退する。
あと一歩だったのに、ってのと、人間の愚かさというか、つろい