英語クラブの新入部員、周りの馬鹿さにいらいらする回。
こういう人物の内面を主体とした人間ドラマが少なくなったので、今回のような話が新鮮に感じられました。
山本のひねくれた性格の成り立ちはともかく、どうにか改善したいと奔走する夕士君でしたが、山本の行動に多少の変化はあったものの、余計にこじれそうな感じで終わってしまいました。
しかし夕士君にアパートのみんなが居てくれたからこそ、山本のために話しかけたり先生に相談したり出来たのではないかと思います。そうでなければ(妖怪アパートに来る前の夕士君なら)何もしなかったのではないでしょうか?
人が変わるかどうかは周りが何を言ってもダメでその人が持つ縁次第って、千晶先生は深いことを言うなぁ。
山本さんは困った子だなぁ。家族や他人が自分に対して最初から否定的であるという世界観を勝手に作り上げて、劣等感から強い承認欲求に基づく自意識が形成されているわけか。こういった認知の歪みは誰しも多少は持ち得ると思うけど、山本さんはこじらせすぎだなと。
夕士が山本さんにアプローチしたのは無駄ではなかったと思う。山本さんは一度は突っぱねておきながら、逡巡があったのか、英語劇についての考えをレポートにまとめて来ていた。結果、タイミングの悪さと過剰な自意識が邪魔をしてレポートを破いて帰ってしまったけど、このことが彼女自身の内面の転機を導く何かの縁に繋がる可能性が微レ存……。
コンプレックスからの
構ってちゃんなのはわかったけど
本人が意識しない限りどうしようもないと思う
主人公がなんとかしてあげるって違うでしょ
こじらせてるのが小学生キャラならまだわかるけど