基本的には学校生活の描写から構成されており、その中に恋愛物語(といってもほとんど物語性はないが)が埋め込まれている。現代の「学園もの」が学校生活をほとんど描いておらず、いかにフェイクかがよくわかる。
現代の感覚からすると、時間の流れが非常に遅い。物語も、恋をして、女の子の危うい一面を知り、それでも恋を引き受ける、という以上のものはなく、超薄味である。一見退屈しそうだが、そうでもなかった。むしろ情報量がほとんどなく、学校生活と恋の趣だけが流れていくので、かえって余計なことを考える余地がなく、没入できた。
このOVAの予告編は「SFもメカニックもない。ただ初恋のときめきだけをアニメの画面に封じ込めた。これは、アニメ世代に贈る青春の神話です。」という言葉で閉められるらしい。たしかに、この作品の鑑賞体験は「初恋のときめき」を表現した音楽を聴いているかのようだった。
シャフトの初元請作品ということで気になって視聴
正直作品単体だけでは全く人に薦めたいと思わないけどシャフトの歴史を追う中では一見の価値はあるかもしれない
80年のキャラデザとかは結構好きなんですけどそれ以上にストーリーが支離滅裂ですごかった
脈絡という概念がない