森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海。
過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。
OPからして既に好きだった。映像を気にしなくていい分音に集中できてよかった。耳と心に良いアニメだった。音楽だけでなく声もよかった。最後の方はもう全員抱き締めてワシャワシャしてやりたい気持ちになった。
重い過去を持ったキャラが多く、コンテストの裏のドロドロとしたものも描かれますが、全体として重くなりすぎずにきれいにまとまっていたと思います。
映像だけ省エネでよい評価はしがたいのですが崩壊はしておらずそこまで気になりませんでした。
どんなに酷い状況でも折れずに頑張る主人公が栄光を掴む王道なストーリーが良かった。
本筋のストーリーがちゃんとしてるだけに、アニメーションとしての魅力が殆ど感じられなかったことと、原作未読でも分かるくらい端折っちゃってるのが残念に思えた。
パン・ウェイのキレ方が卑怯。そこばっか面白くて。でも阿字野にだけエグめにデレる。さてはお前BL要員だな?
あとけんぬがやってるキャラ苦手説。ふと思いつく何人かを全然好きじゃない。本人はただのイケメンとしか思ってないけど、声質のせいか役が…いつかけんぬにときめきたいなー。
演奏シーンが止まってたのがちょっと残念だった。
大変なのはすごくわかりますけどねー。
【★★★☆☆】💿
後半を見そびれていたので再放送で見た。音楽の良し悪しはわからんので画面を流れる白い粒とリアクションで感じるしかないwまあ天才達の戦いっていう雰囲気は出てたかと。あとコンテストの裏側のドロドロを扱ったのも面白かったかな。
作画だけでは判断できない作品です。見どころは十分ありです。
やっぱり作画映像と各所で言われていますが、確かに本当に酷いです。Windowsのムービーメーカーでも作れるような紙芝居で、もはや口パクと歩行しか動きがない程です。演奏シーンは顔アップだらけ。でもその顔すら作画が良いとは言えません。線のタッチも一期とは微妙に違います。クレジットを見たら外国人の方の名前が多数で、なるほど、と思いました。
ですがストーリーが悪いわけではありません。キャラクターの魅力も個性もとても愛らしかったです。ピアニスト達の過去は、苦労した人なら絶対に深く共感できる描写です。が、話をかなり端折ってるようでしたので、描写自体は多くありません。
漫画で読めばきっと最高の作品だっただろう…と。しかし音楽モノだからこそアニメがぴったりのメディアなのに、もったいないです。
ピアノが一流の演奏なのは間違いありません。その演奏に負けないように、劇伴もクオリティは高いです。
もはやこれはショパンのミュージックビデオアニメと受け取ればいいのでしょうか…。
全体で作品を悪く思うことはできませんでした。映像と音楽の差があまりに大きいので、全体評価は普通としました。
クラシックを習う小学生なら楽しめるかもしれません。