うさぎ肉おいしそうやね
罠にかかった兎を前にしてほまれを呼ばずに自分の力で兎を殺そうとしたり、兎の解体を買って出た睦は無人島生活の中で一段も二段も成長していたようだね。何でもかんでもほまれに頼っていたら、ほまれの力を頼れなくなった時にどうしようも無くなってしまうからね
睦は結局、兎にトドメをさせなかったけど、睦の一生懸命さに触発された明日香が代わりにトドメを。
少し前まで普通の女子高生でしかなかった彼女たちが大きな勇気を見せたシーンであったように見えた
そんな勇気を見せた彼女たちにはやはりご褒美が有るべきで、紫音の無茶ぶりから始まった兎料理は意外にも美味しく出来たようだね
見ているこちらも食べてみたくなるくらいに美味しそう
他者の命を覚悟を持って奪う行為は命の大切さを知ることにも繋がる
だからこそ、か弱い兎の命を最大限味わった彼女たちの行動は称賛すべきだろうし、最後にきちんと「ご馳走様」と呟いた明日香は兎の命から得られた有り難みを理解しているように見えた
フローネと違って、ちゃんと自分達で獲物を仕留めて、肉を食べることもできた。
「残酷だ」と罠作りに非協力的だった紫音もちゃっかり食べてた。
ヘタレだと思ってた明日香もやるときはやって見直した。
ウサギの解体で睦は無理してトラウマでもできないかなと思ったけど、ガチャガチャ言う紫音にキレるくらい元気があって安心した。
手先が器用ということが分かった紫音。もしかして料理も得意?と思ったら知識だけだった。役には立ったけど。
打製石器を作ってガチでウサギ解体してツワブキで蒸し焼きにして食べるとは。石器に適した石は黒曜石、サヌカイト、チャートなどだけど、適当に河原で見つかる石でも作れるのかな。
狩猟や畜産の従事者でも屠殺と解体は最初は抵抗あるらしい。食べるために命をいただくってそういうことなんだよなぁ。と、改めて思った。
ラストの明日香の「ごちそうさま」が響くお話でしたね。
ウサギ美味しかの島
サバイバル/フランス料理という対比。
水炊きみたい/南仏風という対比。
内蔵すぐ出さないと肉がダメになる。