強大な帝国にのまれていく故郷を守るために戦う戦士団<独角>。その頭であったヴァンは、奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、ひと群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を助け、育てることに。一方、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。
感染から生き残った男と、命を救うため奔走する医師。
過酷な運命に立ち向かう人々の“絆”の物語。
よく分からなかった。ふいんきでさらりとみている。やはり原作を読むべきなのか。鹿ってあんなに早く走るのかなあとは思う感じだった。
テレビシリーズで見たかった 圧倒的尺不足
上映開始と同時に怒涛の文章速読チャレンジ
歴史・関係性を即座に理解するのが難しかった
大河ドラマの一部分といった感じで、原作を活かしきれていない感じ。無理に映画化するなら、ナウシカみたいに大幅に変えちゃうくらいじゃないと、映画として収まらないんじゃないか。ナウシカみたいに原作者が作ってるわけではないので仕方ないのかもしれないが。映像はジブリ風ですばらしい出来。
結局病気の治療も中途半端だし、皇帝の前での決戦もなんだか中途半端だし。映画を見たカタルシスがまったくないんだよね…。
残念ながら微妙な作品でした。原作を読んだほうがいいでしょう。感情移入もできないし、オチもきれいでないし、ジブリ調の作画だけってかんじです。キャラの魅力もない。伏線も回収しきれていない。
原作既読。4巻にもなる壮大なストーリーを二時間弱に収めるのだから、改変や細かい葛藤が端折られるのは覚悟してた。
でもやっぱり、無理があった気がする。原作未読者がこの映画を観て楽しめるかといったら微妙だと思う。獣の奏者や守り人みたいにアニメシリーズのほうがよかったかもね…みんな、原作を読もう。鹿はヤックルだったよ