予想以上に面白かった。
テンポ感が良い。
この手のアンドロイドもののド定番の内容だったが、単発映画としては安心感もあり良かった。
もしTVシリーズだったら先が見えちゃうのでダレそうだが。
土屋太鳳の「微妙に機械的な音声に聴こえる」演技が良かった。歌もうまい。
SF界のディズニー
劇場で6回観賞。BDも購入して幸せになれました。
見ると幸せになれますよ。特に 2 周目は開幕から涙腺崩壊してやばい
幸せって何? 幸せにするためにはどうしたらいい? を必死に考えて行動するシオンすごい
急に歌い始めるミュージカルの違和感をポンコツ AI + AI による音響機器の操作で回答するのおもしろい
ポンコツとか言いながら曲作るわシステムハックするわいろいろやっちゃうシオンさん超高性能すぎる……
秘密が明かされた瞬間今までの突飛な行動に全部意味を見出せてくるのはなんというか……脳汁が溢れる
やさぐれお母さん怖い……。でも全部分かったら強力な助っ人すぎてぱねぇ
SF としてガッツリ考えてもおもしろいしゆるふわで楽しんでもおもしろい
ミュージカルが苦手な人も、ディズニー作品大好きな人もどちらも見てほしいなー
「サトミ、今幸せ?」
テンポが良く、かなり楽しめた。
情報畑の人間としてはカメラ他のセキュリティがバリバリ破られていくのはウワーっとなりつつ、学校のイントラネットとかそこそこのシステムとかでも割と堂々穴はあるんだよな…という実感で流せた、あと破る主体がロボットだと不自然感はなぜか薄まる?
あとは子供たちが主人公の作品だと、割とそれに対応する大人の動きが気になりポイントだったが、母はなんか無敵の人になってたという解釈でいい気がしてきた…。
あと小ネタと思っていたMac Proのゴミ箱の擦りがああ生きてくるとは…と思わず唸ってしまった。
追記(パンフ読んだ):バスと操作ロボットが統合されてなかったのもたまたまじゃなくて規模感意識してそうしてたのをパンフ見て知った
愛でしたね、愛
情報科学/工学系の人間として、監督の未来技術に対する解像度がとても高く、本当にあったら良いな…なんて思ってしまうようなロボットたちが出てきます。
ネタバレ:
アイが実はトウマの生み出した人工知能が成長したものであり、そしてサトミを今までずっと見てきていたという熱くなる展開は刺さりました。心を育み、そして人と友に生きるというのは良いですよね。
「サトミ、今幸せ?」
近未来ファンタジーという言葉がぴったりな気がする今作。ファンタジーを土台にしているので、嘘だけど本物というバランスが絶妙。
散りばめられた伏線が2時間の中で小気味よく回収されていくさまはミステリ小説っぽい感じで良いテンポ感が生まれてよかった。
映像技術や音楽も相まって、是非映画館で見てほしいなと思える一作だった。
テンポ感が最高