ig回かと思ったらN回だった
面白過ぎたので2周目視聴。
OP前の出だし、雪音の「まだ足りない」はTiNgSがサンプラを満員にする能力が足りないという意味ではなく、本気の春の力量に対して自分たちの実力の足りなさを嘆いている訳ですね。ミスリードさせる気満々な脚本大好き。そしてその後の社長のキラキラも春の実力を知ってて言ってるんだろうな。ここも1周目はマネージャーの能力ならもっと上へ行けるでしょ?という脅しなのかとミスリードされてましたね。
「君は今までと何も変わっていない」という雪音のセリフも初回は杏夏と理王に対して成長がない春に対する叱責かと思いましたが、本気を出していない現状を嘆くものだったんですね。ますます春が本気を出さない理由が気になってくる。「TINGSに戻らない」というセリフでキラキラする雪音の真意は絶妙。戻りたくないわけではなく、本気を出さない春に思うところがあり「戻れない」んだろうなぁ。ここでは雪音が本気の春に対し何を思っているのかとても興味がありますね。
「たから許せないの。」から始まる雪音の演技が素晴らしい。「まだ足りないの…?」という雪音の劣等感マシマシな状態からの「春が本当の自分を見せていないのに戻れる訳ないじゃない!」という構成には思わず春の本気ってどんだけやばいの?とドキドキしてくるなぁ。一方でTiNgSのライブを欠かさずに見ていたということはTiNgS自体は嫌いじゃないんだろうな。
そして、どんなに取り繕うとしても言葉に詰まった挙句、振る絞った言葉は嘘まみれという春の闇墜ちっぷりには脱帽しかないなぁ。よくこんな演出思いつくなぁ。最高でした。
ゆきもじを追い込んでいたと思ったら、春が……
ゆきもじサイドに立ったことから、マネージャーの想定どおりなのか
歌詞が飛んだ杏夏のフォローをしたり、杏夏(標準、基準)から遅れた理王のダンスとの差分を埋めてカノン風にしたりしているのに、まだ本気じゃないと?
「130円になります」連呼
人間の店員なのか、自動音声なのか。ホラーかよ
TiNgSとTINGSは表記ゆれかと思っていましたよ。女子キャラはファーストネームで認識するんで
表記がアニメ版ではiとgが小文字になっていてゆきもじも含めたメンバーの頭文字だとは気が付いていましたが、まさかアニメ本編ではこれを盛大に伏線回収するとはなぁ。びっくり。そしてひたすらに雪音と紅葉を説得する3人という展開が続く中で、戻れない原因の雪音から理由が明かされて万事解決かな…と思いきや、ここでまさか今まで焦点の当たってこなかった春にフォーカスがかかるとはなぁ。
ラストの立ち振る舞いはまるで黒幕みたいな演出で興奮しましたし、これまで見れなかった春の嘘の輝きがすべてを物語っているなぁ。楽しい。
ロールタワー
頑張るしか言ってない
赤と青を落とす話かと思いきや
春、本気出してない問題、光ってるー