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普通

一ノ瀬は義体化してないのかな。義体化しても「脳の老い」には逆らえないってことか?でも全身義体の久島はピンピンしてるし…本題とは外れるが、電脳化・義体化が当たり前になったら、個人の才能に依存するアートやクリエイションって電脳にデータをインストールするとかして凡人でも再現可能になって、いわゆる「専門職」が衰退してそう。『AIの遺電子』には実際そういう話あったしね。
「才能とは『愛』」。これは至言。「神域の技術はあったが愛という才能を持たなかった者」と「愛という才能はあったが、超越した技術を見てしまったがゆえにそれに呪われた者」の物語。テーマはめちゃくちゃ面白いのに今回も調理が下手。ミナモの「努力し続けることに意味はある」という〆のセリフ、要するに「久島には及ばずとも、あなたの音楽が多くの人間の心を動かしてきたのは事実ですよ」という意図はわかるんだけども、あまりにも言葉足らずだし、久島も後方観客面してねえで顔出せよ。ハルは「君は50年も私を待ってくれた。君が薄情だとは思わない」って言ってたけど、音楽に飽きたからって元後輩のコンサートを50年辞退してたのは薄情以外の何者でもないだろ。



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