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普通

いざ最終決戦。流石に最終回だけあってロボットが大活躍…だが、やっぱりアクションは地味で見栄えはしない。大巨獣との戦いが「アンカースタンショックが効かないなんて」の一言で処理されたのはちょっと笑ってしまった。とはいえ、それ以外についてはおおむね満足。
しかし、最後に社長が「みんな我が社の誇れる社員たちだ!」と切ったタンカには疑問。いやいやいや、短気、コミュ障、パワハラは「個性」じゃないでしょ。矯正が必要でしょ。



良い

健康会社の社長が「ビジネス」として波止を助け、塩田に対抗していく展開はよかったなあ。「漁業権を押さえる」という発想はなかった。そして鉛も塩田に反逆し、島民たちの誤解も解消。最終回の大逆襲への準備は整った。たのしみ。
しかし、「偶然、巨獣の脳に次世代コンピュータに転用できる物質が眠っていた」「塩田はそれを見つけ、量産のために巨獣駆除を自社で賄おうとしていた」というのはご都合主義感。伏線が欲しかった。



良い

片岡さんのコストカッターぶりは憎まれ役になる覚悟でわざとやっていたのか…
自社のミスをどこまでも隠し、用済みの社員を切り捨てようとする塩田を前に、波止はついに一致団結。最後の切り札にオンボロの重機と老兵(武藤)が立ち上がる展開は王道だけどいいなぁ。クラファンと並行して、「巨獣退治を生配信してスパチャで稼ごう!」というアイディアは令和の今らしくてよかった。
ただ、社長が「巨獣の正体を世間が知れば公的機関の支援が得られるかも」と言っていたけど、そもそも波止って「公的機関に介入されると龍眼島への島民の帰還が遅れるから自分たちで巨獣を倒す」って方針で活動してるんじゃなかったっけ?



普通

1ヶ月置いたせいで忘れてた。水原さんは勝手に波止にデータを提供していたんだった。
巨獣の発生には他ならぬ塩田が関わっていて、波止への出資はこれ以上の波止の調査活動を封じるためだった。新型ロボット・ブルダックも登場し、最終盤は面白くなりそう。
ただ沖野よ、いくら設計者とはいえ「このロボットは僕のだぞ」はないだろ。



良くない

武藤がダメな意味での「昭和の男」すぎてなんだかなぁ。塩田の重役の思惑を邪魔しなかったから結果的に横暴な振る舞いを許されただけで特に名誉挽回もしてないし。沖野に拳を振おうとした場面、ギャグのつもりなんだろうけど笑えない。
次回予告では「情報漏洩が〜」的なことを言ってたけど、まさか鉛のクラウドファンディングが原因?



普通

「鉛はコミュ障なだけで、会社のことを考えてるいいやつでした!」オチ。あのねぇ…それを波止の誰かに早く言っておけ!!!!!武藤も武藤で「昭和の男」すぎるし、波止、中庸な人間がいなさすぎる。
「ブルバスター初の市街地戦!」と銘打っておきながら、渾身の作戦は猪俣のせいで失敗、ブルバスターは浸水でオシャカ、結局トドメを刺すのは人間…という展開もロボットアニメとしてはどうかと思う。登場人物の価値観の摩擦もいいけど、これ、ロボットアニメだって忘れてませんか?



普通

期待の新人、鉛くんが登場。絵に描いたような規則遵守が第一のインテリって、『TIGER&BUNNY』の初期のバーナビー思い出すなぁ。波止の人々、というか沖野に感化されてここからいい方向に変わっていくと言う展開は読めるが、やっぱり印象は良くない。沖野も沖野で気持ちはわかるが感情に振り回されてるさまが見ててキツい。
鉛の描写と並行して、巨獣の正体にもクローズアップ。シロは偶然息を吹き返しただけなのか、死んだふりで人間を欺いたのか。



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