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全体
良い
映像
良い
キャラクター
良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

まず、意図的にグロテスクな描写を見せないようにしている配慮は感じられるが、やはり目を背きたくなるような場面が多いので、そういったものが苦手な方は注意が必要です。
主人公が話が進むにつれてコロコロ代わるあまり他に例を見ない作品。テーマは散見しそうだけど、「信じることと疑うこと」ということは分かる。
誰しもが人生をかけて培われた信念がある。これは無意識のものも含まれ、例を挙げるとすれば、「年末は大掃除をするものだ。しない人はおかしい」といったような。
では、なぜ年末に大掃除をしないとおかしいのかの理由を説明できますか。
培われてきた信念そのものの前提が間違っていると言われたとき、批判する人や素直に受け止める人がいると思いますが、どちらにも言えることは、信じるにしろ疑うにしろ、その理由を探求する心を持てということ。そういったことを教えてくれる作品です。
また、人類の永遠のテーマである「死」についても触れています。
結論、アニメじゃなくてもいいが、なにかの賞を取っただけある魅力のある作品でした。



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