綾乃の闇についになぎさの指がかかった。 全てを見捨てようとしていた綾乃は、実は誰よりも見捨てられることを怖がっている普通の女の子だったわけだ。 そうなった原因である母親は本人も自覚はしてたみたいだし言わんとすることはわからないでもなかったけれど、メンタルケアを他人任せの丸投げにしてるあたりふつうにあかん人だった。
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