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とても良い

美胡のすべての献身が比名子に受け入れられる多幸感のある展開、そして「過去失ったものよりも、今目の前にあるものを大切に」「痛みを優しく受容しながら少しずつ立ち直っていく」という温かいテーマが見えてきて涙が出てしまった。
癒やしの物語なんだなって。
比名子にはもう死にたいなんて思わないで欲しいという悲しい気持ちになるけど、そう思うのも無理はないほどの喪失を抱えているのが辛い……

代償を払ってでも大切な人と同質な存在に近づいて、一緒にいたいという願いと覚悟に、それを受け入れる比名子。
ここで改めて再確認された異種間の「友達」の関係性がサブタイトルの「親愛の形」と表現されていて、
「親愛の獣」から「親愛の形」が導かれるという流れがあまりにも美しい。
一方で、「長命種(妖怪)だったらすぐに忘れてくれるだろう」という比名子目線の願望自体も「親愛の形」として表現されている気がして、そうだとしたら切ない。

少しずつ笑顔が増えてきてるのは良い傾向だよね~。
美胡と汐莉の比名子に対する接し方がとても優しくて繊細で、理想的なセラピストのよう。

それにしても美胡と汐莉がちょっと仲良くなった感じで、日常パートが微笑ましい、可愛い!
ちょっと話が落ち着いたらわたたべハイスクールを無限に摂取したいな!

比名子と汐莉の過去、美胡の抱えてるジレンマ、まだ掘り下げる謎が多くて今後が気になる。
かなり良かったので原作買おうと思いました。



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