自転車通学で坂道に嫌気が差していた所、悠々自適に運転していくバイクに興味を持ち、バイク部の仲間たちとオートバイ・ライフを送る日常コメディ作品。
キャラデザも少し独特で、教習所のバイクが話し始めるし、1話の段階でダメな作品感を感じられずにはいられなかったのだが、結論、それは超杞憂でした。
バイクの良さが存分に伝わってきて、本当に面白かった。
自分は、ピザ配達で3輪の原付(ホンダ・ジャイロキャノピーらしい)を乗り回してた位で、知識なんて1mmも無かったけれど、余裕で楽しめた。
知らない方も楽しめつつ、知っている方は業界ネタがふんだんに使われているので、更に楽しめるという良い作品だ。
何を楽しめたかというと、それは「バイク・バイク業界の事を沢山知れたこと」かな。
本作にもスーフォアやカタナ、セローやNinja、Ducatiなど、様々なバイクが出てくるのだけれど、スーフォアは教習所で良く使われていることや、Ducatiは壊れやすいが故に魂があるなど、断片的で且つ情報の核を分かりやすく教えてくれる。
スーパーカブというスクーターが超絶丈夫で、どんな乗り手も受け入れてくれた結果、世界一売れた乗り物ということを体現した、聖のハンマー殴りのシーンなどもあったりする。(すこ)
そして、良く恩紗がスズキのバイクをバカにして、凜が反発するシーンが特徴的だけれど、スズキは個性的なバイクを作っている先進的なメーカー(笑)であったり、250cc未満のバイクは車検が要らなかったり、改造とカスタムの違いがあることなど、乗り物として以外の情報も良く知ることが出来る。
(これはノンフィクションではなく、スズキを熱愛する人たちのことを「鈴菌」呼ばわりしている現状が本当に存在している)
ただ、教習所や北海道ツーリング、文化祭での賭けレースなど、良さを際立たせる日常コメディとして成り立っていて、解説ばかりしている訳では無いのが素晴らしい。
自分の一番の感想も、見ていて面白かっただし。知識の吸収はあくまで2番手。
加えて、この作品の肝だけれど、「バイクに乗らない理由ならいくらでもある。だからこそ乗る理由が一つでもあるなら乗るべき」というテーマ性が凄く良い。
・寒暖に堪える
。雨だと濡れるし錆びる
・転倒すると壊れたり怪我をする
・すぐ壊れるのでメンテが欠かせない
・シートベルトも無いし危険
・乗るだけで装備が沢山必要
・ヘアスタイルが崩れる
・お尻が痛くなる
・冬だとエンジンがかからなくなる事がある
など、バイクを乗るにあたって、不便なことは計り知れない。
それでも、全身で風を切る感覚や、仲間との体験の共有が面白くて、その不便さを持ってしても「乗りたい!」という「明確な理由」がバイク乗りには存在するって訳だ。
良い...!感情が前面に出まくっているバイク乗りが素晴らしい...!
バカにしか乗れない乗り物ってのはこういう事なんだね。
羽音のキャラ性と声がめっちゃ好き。
人生を世界で一番楽しんでそうな声してるよね。w
どこかで聞いたことあるな?と思って調べてみたら、ミリマスの海美役の方か!(上田麗奈さん)
来夢先輩は高校に留まり続けてる理由が意味不過ぎて笑う。
何年留年してるのや...w
OPはほんっっとに好き。
ってか佐咲紗花さんの良すぎる曲として知ってたから見たのよね。(経緯はガルパンかな)
疾走感と開放感がとんでもなく感じられる最高の曲なんだ...!
映像も曲に合っててとても良き!
主に「ギュッと強く握っているから」の所の、微かな映像の隙間がほんの少しだけ気になっていたんだけど、千雨が登場して埋まった時は完全にアハ体験だった。
千雨が登場した後の映像も良いんだけど、サビ前の皆でライトアップするシーンが好きだったのに、千雨だけになってしまったのが少し残念。
EDも楽しくてとてもすこ。
この歌詞もこの作品の肝を物語ってて、歌うと絶対楽しいと思う。
(明日からたくさん聞く予定)
何話か忘れたけど
歌:来夢先輩でバイクの音のみ流れてて、シュールすぎて笑った。w
2番の歌詞の「ネンオシャ・チエブク・トウバシメ」は、バイクに乗る前の点検項目「燃料・オイル・車輪・ヤケド・チェーン・エンジン・ブレーキ・クラッチ・灯火類・バッテリー・車体・ミラー」の語呂合わせだったか。
バイクのこともだけれど、今だとAIを使えば様々な情報が簡単に得られるから、沢山調べてみることをオススメする。
質問も出来るのがホント偉い。
ぶぉん!ぶぉん!ぶぉん!ぶぉん!ぶぉぉん!
轟きま~す、ばくおん!!
⇧現実だとうるさいからやめてくれぇ!w