お祭りの約束をしたのか、電話をして待ち合わせ場所を夏祭りに設定された凛太郎。夏祭りを楽しみ続ける凛太郎と薫子。笑顔も次第に増えてきて、二人ともいい表情をし始めた。
そして凛太郎は決死の覚悟を決め彼女にもう一度好きですと伝えた。今度は出てしまったわけではなく、自分の口からはっきりとしっかりと。凛太郎は花火の時に薫子と過ごす時間が有限であることを感じて好きだと言ってしまったと考えていた。薫子ともっと一緒にいたい。その純粋な気持ちが凛太郎を動かした。薫子は色々辛いことが多かった時期の話をしてくれた。その時に見つけたケーキ屋の中にいたのは凛太郎。実はそこで凛太郎と会い、彼が薫子を慰めてあげていたとのこと。きっと薫子じゃなくても凛太郎は優しさを上げたのかもしれない。しかし、薫子はその優しさにすでに惚れていた。
学校に迷惑かけたくないとは言ったものの薫子の言う通りこの二人が会ったのはケーキ屋。学校とは関係ないところで薫子は凛太郎に恋をしていた。ケーキ屋に行くときは化粧も入念に、新しい服を着て、失敗しないように髪を巻いた。何と健気な。ここのケーキは好きだ、でもそれ以外の理由である凛太郎はあまり前に出てきてくれない…でもあの人とまた話したい。最初は同い年だと思っていなかったらしい、まあ年上に見えてもおかしくないな。薫子目線で見るのとても新鮮化も、基本的に凛太郎目線で話は進んでいたので、薫子は本当に凛太郎と話したかった、でも全然話すことができなかった。
今日も話すことができなかったとしょげる薫子。雨が降る中で何回言っても凛太郎と会えなかった彼女はほとんど諦めていた、おしゃれもせずに入ったその時。凛太郎と再びの再会。前の話の時は凛太郎目線でこのシーンを見ていたが、薫子は凛太郎に会えると思っていなかった。その時びっくりしてむせたらしい。しかも驚きですぐに去ってしまった。その翌日、薫子は凛太郎に会いに行った。名前も知らないまま彼と終わってしまうのは本当に嫌だという意志で、凛太郎に会いに来た。凛太郎が千鳥の生徒ということも知らなかったし、千鳥の生徒だと知った薫子はうれしいと素直に思った。
凛太郎が気持ちを伝える前から薫子は凛太郎に思いを寄せていた。凛太郎は勇気を出してよかったと思い、自分のもうかかわらないはずの世界から手を振ってくれたあなたのことを知ることができてよかった。この二人は初めから赤い糸が結ばれていたのだろう。確かに薫子の今までの反応を見ると凛太郎に好意を寄せているかもという瞬間がとても多かった気がする。その伏線が回収されたということかも。二人はやっとスタートラインに立ったのだ。ここからが始まり。