大渋は自分の傷跡を5人に見られたことが許せなかった。彼は美しく若く見られたいために強くあろうとしている。サンダはなぜ強くなろうとしているのか。サンタクロースは子供に信じてもらうことが強さ。
サンタクロースと言う存在を信じてもらうためにどうすればよいのか。大渋が老人扱いをくらいブチギレかけた。二人は生徒の目の前ではなく大人同士で戦いの決着をつけようと場所を移動した。
最初は責められていたが、自分の武器であるそりを風に乗せると体が軽くなった。空を飛べるはずはないとサンタを信じていないのはサンダ自身だったことを理解し、戦おうとしていたがまだまだ甘かったのか大渋にあしらわれて戦いは中断。かならず勝ってやると誓った。
未成人式は夜まで行われることになりサンダは生田目とも和解し、アマヤ、ニコ、萩生田、小野、冬村と共に打ち上げを行った。冬村はサンタに小野が戻ってくることを願ったことを思い出し、小野と二人で対話。冬村は小野に好きだよと告白した、告白とは思い出を引き留めるためにするのかという言葉はものすごいパワーを持っている気がする。思い出たちを忘れないように。サンダは小野に冬村のことを頼むと言っていたが小野は自分の死期を悟って言っていたのだろうか。彼女は成長しすぎてしまい、亡くなってしまった。
それを見た冬村は話さなくなってしまった、彼女はもう立ち直れないかもしれない。サンダは冬村のアフターケアを何とか行おうと、サンタにいくらでもなるから話してくれないかと言ったが、彼女はサンタに頼んでも失ってしまっては意味がないと取り乱し、もうサンダに話すことはないと叫んだ。
それでもサンダは何とかできないかと悩んでいたら休めない…そこで速めに教室に向かうと窓の近くに立っていた冬村を目撃した。冬村に対して小野は幸せだったと語り、冬村はその言葉を聞いて大声をあげて泣いた。彼女の感情が崩壊した。サンダは小野の願い事をサンタとしてではなくサンダとして受け入れてもいいかな…と心で思い彼女を抱きしめたのだった。