アサはマキオも母であるみのりも隠し事をしていたのが気に食わないのか、イライラしているな。実際彼女は日記を隠すものと思っていない行動が多かったもんな。日記を読んだアサは深い闇が見えたのかもしれない、母親が本当のことを書いているかわからないと。
アサは学校に出ていると思っていたが、彼女は昨日と今日の二日間、学校に行っていないとのこと。マキオはそれを知らなかったのでえみりから聞いて初めて知った。マキオは笠町君、塔野先生などを連れて探し回ることに。確かに子どもに対してこれだけの大人が心配していると見せつけるべきかもしれない。学校をさぼったことがないと言った笠町君と塔野さん。塔野さんはわかるが笠町君もかぁと思ったら一回だけあったみたい、その時の話をしながらアサが長居したことのあるタピオカ屋に言うと、案外簡単にアサを見つけた。
しかし、アサは結構反抗的だ。彼女は自分のことを大人が心配しているわけではないと言っていた。隠し事をしたのはそっちじゃないかと怒ってもいた。笠町君にも当たっていた。マキオはまずは対話をすることとアサに言った。笠町君たちも二人に対話を促しながら別れた。アサは自分が一番思われていることはないと言ったが、マキオは一番思うというのは大変なことだがこのみのりが書いた日記はそれに値するのではと言った。アサはこの日記に対して本当かわからないことに引っかかっていた。相手は自分と同じような悲しみを味わうことがないから悲しいことを分かち合わない、言わないと言ったマキオ、それに対してわけわからないと怒る彼女。誰かに何かを書き残すことはとても大きな気持ちがないとできることではないとマキオは言ってその場を後にした。アサは自分に孤独は優しくない、でもマキオは孤独を自分のものにして、寄り添わせている。アサは絶対に正しい真実を欲しがったがマキオはそれを示さなかった。
マキオが書いた本を読んで、彼女はなぜ誰も亡くしたことがないのに、小説にその悲しみを表わし続けるのだろう。なぜその場しのぎでも欲しい嘘をアサにあげないのだろう。マキオなりの行動を思い浮かべているうちに、自分を一番思ってくれている人物が両親であることを改めて理解、いや初めて理解した彼女は大粒の涙を流し、マキオに対して「お父さんとお母さん、死んじゃった」。
彼女はマキオの小説を読み、寂しさと言う感情、大切な人が亡くなったという実感をここで理解したのであった。とんでもない回で彼女がこの感情を理解したことによって人生の過ごし方が変わっていくのではないだろうか。終盤に向けてアサが感じたこの寂しさと実感がどう影響してくるのか楽しみだ。