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とても良い

新潟に到着した二人。だいぶ古そうなリンクに来たな。魚淵先生とも再会して、ハーネスの練習をもう一度始める。サルコウは簡単に飛んで次は課題のルッツ。ハーネスを吊り上げるのは司先生と魚淵先生は渡した。絶対に転ばない、そして盾に飛ぶならハーネスで操りやすいと分かったいのりも高く飛ぶと意識してダブルルッツを決めたがトリプルには締めが足りないと魚淵先生。
彼のアドバイスをいのりはしっかり聞き、ハーネスの吊り上げ方も司先生に教えると言った。全日本に間に合わせるために二人はここでさらに意識して動いていくだろう。
そこで違う飛び方を魚淵先生から提案をしてくれた、大きく腕を振り上げる飛び方でそれを試すと遠心力で振り回されるようになっ手こけてしまったが子の飛び方は4回転サルコウの飛び方だった。1年半の子に4回転勧めるの凄いなと思ったけどそれも選択肢のうちだな。さすが必要なのは技術と言い張る異世界転生スナフキンこと魚淵先生。
彼ら二人は選択を強いられることになる。3回転ルッツの習得か4回転サルコウの習得。司先生はどっちの選択でも勝たせるものを用意すると言った。彼女は4回転サルコウを選択した。
助走と締めるタイミングで速度が変わる難しいジャンプ。司先生の怪我や姉の怪我を少し思い出してしまい、開くタイミングが早くなってしまった。
人は高いところから落ちるときは本能で体を開こうとするらしい、そのため着氷の時に体が開いてしまう。最高の一瞬で締めること、そして着氷ギリギリで体を開くこと。その目印を探す必要がある。
しかし、残り時間も少ない。すべてが速すぎてついていけないこの状況でも彼女は飛びたいと力強く思った。司先生も同じ、思いも強くガムシャラだがそれで飛べるほど甘くないことに司先生は自分の経験をもとにしてなのか、成功を願い過ぎてはだめだ、思いの強さで飛べる魔法ではないことをいのりに伝えた。いのりは飛ばなくちゃと言う気持ちでいっぱい。4回転を司先生に伝えるように飛んでみてほしい、どれほど細かくコントロールできるかが重要だといのりに伝えた。感受性を強く持っていのりは、再スタートを切る。繊細にかつ大胆に。彼女はその一瞬をつかみ取り、4回転サルコウの着氷に成功した。
いのりに飛びつきそうな司先生がとても良いなと思っていたら、それを見来ていた子供たちが先ほどのジャンプを見てワイワイしている。そこにいたコーチの人、司先生からコウヘイくんと呼ばれていたが古くからの友達っぽいな。写真に一緒に写っているし。

今更この挑戦だけを特別と思うなといういのりさんの台詞にインパクトがあった。彼女が何回も勇気を出してきたことがわかる。今回の話はイップスを直すための話かと思いきや4回転と言う新たな武器を持って全日本に挑もうとするという治療ではなく強化の面にあると思う。この展開熱くてとても良いな…。魚淵先生の教え方や理論などもそうだが司先生だって急なことで焦りも疲れもあったと思うが、いのりを落ち着かせて着氷に成功させていたのはとてもいいな。彼がメンタル面のコントロールにも長けている証拠だと思う。



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