エレンは光一に描けよと言われてから人生が始まったと言えるみたいだ。佐久間威風は本当に天才的な動きを見せる。なんていうか自分勝手な行動を見せまくる。
クライアントの言うことも無視して撮影が始まった、光一は撮影が始まったと聞き激昂したように見えた。これは俺の仕事だと。光一は大人になれないと流川さんは言っていたが確かに大人と言うのは何なのか。自分の仕事で一喜一憂しないのが本当に大人なのか。
あかり、案に理解されることはなく消え去るが絵や写真で伝われば10年後、100年後につながると言った。天才佐久間威風はゾーンに入り完全に自己陶酔、アカリを撮影しまくる。絶頂中の絶頂へ行く前に光一が佐久間のカメラに手を出した。最高の一枚を逃した佐久間、そしてあかり。あかりはその場に倒れた。光一は天才なら何してもいいのかよ、みんなお前に合わせているだけだと言った。俺と何が違うんだとも言った、佐久間は激昂し光一に対し殴る蹴る。佐久間は、金も、実力も、名声も、女も、全て自分で手に入れた、何者にもなれなかったてめえが悪いんだろと叫んだ。
光一は佐久間みたいになりたかったのか。なぜ佐久間が泣いているかわからないんだと言った。いつか自分の人生が始まると思っていた、だけど違った。三人でいた時が、あの瞬間がきっとそうだったのだろう。外をふらふら歩く光一にみっちゃんから電話が、光一がした仕事であるサニートライの広告に何者かが落書きをしているとの情報が飛んできた。光一は泣きながら笑った、俺より100倍うまくて左利きのあの人だろうと。エレンは光一が天才になれなかったように普通になれなかった。光一に対してすべて出し尽くしてからあきらめろと言った。光一が教えてくれた。信じることは光だと、あの下手くそな絵が私を照らした。だから描けよ、今は光が見えなくても、暗闇の中迷っても、光を放て、その先がまだあるんだろとエレンは言った。光一はその言葉を聞き戻らなきゃいけないんですと流川に電話した。
再撮影の許可をとり佐久間にも動じず彼は自分の意見を通した。佐久間の0か100の考え方に対して俺たちはは完璧じゃないからと光一は言った。何かを得た時に始まる人生もある、何かを捨てた時に始まる人生もある。本気出してそれからあきらめる、そうすればきっとあの日のあなたは許してくれる。最後はみんなが光一の仕事を認めてくれたような雰囲気で良かったな。