コミティアにいよいよ参戦。設営から開始。様々な準備をしていよいよコミティアが開催された。先生と共に準備をした後、3人はドキドキしながら座っていることだろう。(赤福は練り歩いてるみたいだが)
先生はコミティアを回りながら思いを馳せていた。へびちか先生にどうしたら先生みたいな漫画が描けますか?と聞いたときの答え。それは殺意。そんな中、手島先生の漫画を1部買ってくれた人がいて、その人と結婚する妄想で一本書いてしまったの草。ただその作品は初めてまともに褒められた作品だった。今はノッてるし浮かれていたがが、それは一瞬だけだった。編集に頑張りましたねと言われたら失敗作。苦労が向こうに見えている。没頭して泣いたり笑ってもらいたいとなんで思うのか。その後も全然ちっとも、そう簡単にはいかなくて、それでもようやく賞にたどり着き、プロの入り口に立つことができた。そんな中絵を勉強した方がいいと編集から言われた。ベテランの先生に師事した方がいいと言われ、嫌そうだったがへびちか先生がアシスタント募集していることを聞き二つ返事でよろしくお願いしますと頭を下げた。つくづく編集にはお世話になった。それなのに彼女はそのお世話になった編集に応えることはできなかった。そんなことを思い出しながらコミティアを歩いていた手島先生。
一方隣のサークルは順調に売れているのを見て少し焦る様子を見せる安海と藤森。そんな中、作品を手に取ってくれた人がいた。ドキドキしながら見ていると1部くださいとの声が。2人は1部を渡し、ありがとうございますと大きな声で言った。2人は抱き合って喜び戻ってきた赤福と共に売れたことを喜んだ。
戻ってきた先生は喜んだ3人を見て驚いていたが、世界で一番うれしい瞬間、たった1冊の本が売れること。と自分のことも思い出し涙を流した。夏休みの間頑張ったことと昨日描いた自分の本が売れるかなと考えながらコミティアを練り歩いた。ルゥ・ガルゥと言うサークルに本を買わされたりしていろんな人がいるなと感心している中、石龍のところに行こうとしたら彼女が安海のところに現れすでに完売したと彼女。まだ一冊しか売れてないと言ったら石龍はだろうねーと返した。戻るとまた一冊売れたと3人で喜んだ。ただ安海だけの本はまだ売れていない。
すると先ほど安海が本を購入したルゥ・ガルゥがサークルを見に来て安海だけの本を手にとって読み始めた。ツッコミながら読んでいたが買ってもらえなかった。先生も突っ込みたくなるような魅力はあると言っていた。藤森さんもコミティアを楽しんだみたいで多数の本を買っていた。
あと10分で閉会との時にサークルに現れたのは、今はもう副編集長となっていた金剛寺編集。涙を流して謝る手島先生。前回も来ていたようだが安海がいたためすぐ帰ってしまったので会えなかった。
石龍とも知り合いらしいが彼女は存在を忘れていた。そして漫画を拝見した金剛寺編集。プロの人が見る緊張感があったが1冊買っていった。安海の本が買われず悔しいかと編集は聞いてきた。
はいと答えた安海。編集は同情は創作の敵だと考えると言った。プロでなくとも本を出すならそれなりの覚悟を持てと言った。安海はそれを聞いて悔しそうに眼を閉じた。そこで手島先生が1部くださいと言ってきたそして同情ではないと叫んだ。石龍、藤森、赤福もそれに続いて1部ずつお金を払って持っていった。安海は完売したと泣きながら嬉しくも悲しくもあると言った。
みんなの気持ちはうれしい。でも私はもっと面白い漫画を描くぞと叫んだ。手島先生はそれを聞いて涙を流していた。閉会の拍手が延々と流れていった。
そして帰りの船であの本買っとけばよかったなと後悔するルゥ・ガルゥでした。