まずモンゴルの歴史にとても疎く、出てきた情報を整理するだけでも大変だった。
主人公シタラは故郷をモンゴル帝国に奪われてその復讐劇を描いたアニメではあるが、シタラの心の揺れ具合がとても印象的。
恨みを忘れてこのまま前へ進んでもいいのではと思うシーンもあった。しかし、ドレゲネという心強い存在があって二人で嵐を起こすために日々機会を窺っている、そんな感じに見えた。
シタラ、ドレゲネ以外にもしっかりソルコクタニ、ボラクチン、オゴタイ、トルイなどの思惑や行動がきれいに描かれており主人公サイドだけでは出せない魅力をモンゴル軍サイドから感じ取れる作品だった。
「チ。」などに代表する難しいけど初心者が入るための道は整備されているようなアニメに感じた。
最終話で再び手を組むシタラとドレゲネには胸が熱くなるのを感じたシーンだった。キャラクターは漫画チックで原作がそのまま動いているかのようだった。
かわいらしいがストーリーとしてはえげつないことが起こっているのでそのギャップも面白い。
ともかく難しそうだなあと思う人も多いと思うが自分みたいにすべてを理解しないままでも面白かったので、軽く手を出してみてはいかがだろうか。