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とても良い

‪「やきそば、わし、食うよ?」で初めてのコメディタッチ。よかったですね。‬

‪初仕事に取りかかるヴァイオレット。彼女に自らの影を見たエリカはヴァイオレットの一見酷い顧客対応に希望を見たのですね。アレって実はみんなやりたいけどできないことでもあります。‬
‪初めての代筆を何故エリカがチェックしなかったのか最初わからなかったのですが、ヴァイオレットが何を書くのか純粋に興味があったのかもしれませんね。エリカが将来的に小説家になりたい人だとしたら人間ヴァイオレットに興味津々なのかもです。‬

‪カトレアが喫茶店で言葉の裏表について語ったときカトレアの顔にだけ光が当たりその後ろの画面ほとんどが暗い。裏の部分がいかに多いか物語っています。直後に映るヴァイオレットの顔の陰の側、一見率直な彼女にも裏の気持ちがある事を示唆していました。‬
カトレアの「相手を試すことで自分の存在を確認するの。裏腹よね」という一言がエリカへの「裏腹です」に繋がり、言葉にそして感情に裏と表がある事を目の当たりにしたヴァイオレット。そして少佐のこと以外で初めて彼女の感情の変化を促した仕事上での失敗。
でもその気持ちはやはり少佐へと繋がっていて、こうして少しずつ自分の感情に気づき、そして取り戻してゆくのだなと思いました。川縁で掴んだ胸元の空の手に最後に戻ってきたブローチ。穏やかな表情を浮かべたヴァイオレットは少佐に問いかけていたのか報告していたのか、温かい気持ちが湧いてきます。

最後に。クラウディアに「やめて!お願いごめんなさい…」と言わせたり、顧客対応に余裕を見せるカトレアですが、ヴァイオレットには一瞬感じた苛立ちを隠すように飲み込んで笑顔に変えています。この余裕がなくなった時の感情の爆発が楽しみです。エロいですね。



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