・ヴァイオレットが知りたい愛→それは帰ってきたブローチに込められたもの
ギルベルトがブローチをプレゼントしたこと自体が『愛』ですし、クラウディアが給料を全額使ってでもブローチを買い戻したのも、また『愛』。
愛がこもったブローチの意味を、ヴァイオレットいつ知るのか。
続きが気になりますね。
・自動人形として自信がないエリカ→向いてなくても続けるヴァイオレット
このあたりの対比は、さすが吉田玲子女史といったところ。
見事に二人の違いを描きつつ、最期にはエリカを成長させている。
感情がないはずなのに、人の心を激しく揺さぶるヴァイオレット。
本当によく考えられていますね。
・感情を知らないからこそ、人を傷つけてしまうヴァイオレット→感情を知った時、何が起きるか?
今回とても大きなミスをしてしまったヴァイオレットですが、だからこそ今後の成長に期待したいですね。
でも成長して変わりすぎてもヴァイオレットとしてのキャラが変わってしまうし、どこを着地点とするのか気になります。
仕事ができなくても客に怒られようとも、愛してるを知り少佐の想いを理解することがヴァイオレットの人生の全て。
感情というものが分からなくても少佐への表現できない想いを抱き続けるもどかしさと、伝えるべき相手がもういない事実に心打たれる。
ヴァイオレットさんとギルベルトの出会い(4年前)が...
アイリスとエリカ、ドールの紹介。
ヴァイオレットさんは自動手記人形の仕事を習う。
自動手記人形の仕事は難しいものです。
感情を紙に載せる難しさ。「言葉には裏と表がある。口に出したことが全てでない」と...彼女はまだ理解しきれてないのだろうかと...
エリカはヴァイオレットさんをかばう。
そして最後に機械の起源を知る。エリカはあることに気づく。
ヴァイオレットさんの探してたブローチ、ついに手の元に...
ギルベルトはやはり死んだのですか...
・代筆業の仕事を始め、ヴァイオレットは客の言葉の裏、感情を汲み取って言葉に置き換えることが出来ず、失敗を繰り返す。同じように自身も仕事に向いてないと考えていた同僚は、ヴァイオレットの自動手記人形に対する動機とその真っ直ぐな想いに心をうたれる。
・お給料を叩いてブローチェを買い戻す社長はイケメン
2回目だからね、エンディングの歌を聞いただけで泣けてくる。
すごい好き
社長が給料無しっていったい?
と思ったらなるほどね。
社長いい人だ。
ギルベルトに対して過去形で語っていたりどうみても故人っぽく描かれているけど、何かどんでん返しがあるのかも…
Wikiとかネタバレを踏まないように注意しながら見よう。
①文字が読み書きできる人
②文字が読めるけど書けない人(もしくは書けるけど自信がない人)
③文字が読めも書けもしない人(もしくは読み書きに自信がない人)
ゆえに自動手記人形という職業があるのかなと理解。
だから依頼できたけど、チェックして怒鳴るおじさん。
ノーチェックでやらかして、後から怒りと悲しみをぶちまける女性。
で、この物語の主要人物たちは、読み書きはできるんだけど、
どう言葉にして表現するか、そして表現するためには、
まず相手の想いにどうやって近づけるか、に悩んでいるように思う。
ヴァイオレットが、手記を通して、人の想いに、
少佐の言葉の意味に近づいていけるのかな。
絵のクオリティがまず目を引く。とても素晴らしい。
登場人物も出揃い始めて、ちょっとづつ背景も明かされ、
話の流れも理解し始めてきた。
京アニの流れやし、全力で泣かせに来てくれるんだろう。
めっちゃこれからが楽しみ。
BDのSpecial版で再見。僅かな仕草や、風景の描写でキャラクターの心理を描く巧みさ。映像美と相まってやばい。
これは強すぎる。
一人一人、髪の一本一本、目の動き、影の描写、服の皺まですべてが美しい。そのことによってこの雰囲気を作り出せている。
ウォッチング中佐がヴァイオレットをいかに気にかけているかがわかる。メガネっ子はヴァイオレットに興味をもち、少し彼女の仕事をする理由に共感している。
悲しいが彼女がギルベルトは死んだという事実を知った時に「愛」を感じそう。
・ヴァイオレットと少佐の出会い回想シーン、少佐が彼女を見てどう思ったのか気になりましたが、ぼかされているところにヴァイオレット目線を感じて素敵でした。語りすぎない描写が本当に素晴らしいです
・先輩ドールたちは人間…で、合ってるのかな?
武器や機械の調節、試行を思わせるヴァイオレットのコピーライト連打シーンに彼女の経緯を感じました。やめて、でbgmも途切れて痛い沈黙が降りる演出が素敵でした。
と、思っていたら実際にヴァイオレットが武器呼びしたので驚きました…演出が丁寧です…
彼女たちの衣装がお人形さんみたいでちょっと皮肉ですね笑
・bgmの弦楽器が素敵
・焼きそばは世界観的にミスマッチでは…彼の気の利かなさを表したかったのでしょうけど…うーん笑
でも彼いいやつ笑
・悲しい、彼女ほんとに少佐の…んん
・この監督さんは足元描写好きなんですね…キャラクターが上から下まで見れて多彩で楽しいです。表情、特に目の描写が素晴らしいですが足元まで気を配っている感じが伝わってきて素敵です。
・人の言葉、感情の理解に苦しむのに、少佐関連は本当に人間くさいのつらいです
・今回エリカちゃんが人間味が深くて特によかったです。もう少し知りたい子…
・自動手記人形の下りも素敵でした…これも愛なのね
惹き込まれた。雰囲気がすごくいい。
ヴァイオレットの軍人としての悲しき生い立ち故の他人の感情の機微を理解できないという特徴だったり、少佐への何らかの思いだったり、文字通りまるで人形のような容姿(手のギミック含め)といい、愛すべきキャラクターだと思う。ここから彼女が人としてのエッセンス(つまるところは愛)を学び取っていくことを予感させてくれるし、丁寧な美術と作画と相まって、さすが京都アニメーション大賞初の大賞受賞作を原作に持つ作品だと感じた。
んん、、少佐、、
やっぱり少佐生きてなさそう…愛してるを知ったとしても、その相手がいないなんてそんな…
と既に辛いモードに入ってるけれども笑
しかしほんと絵が綺麗。
あと目ね。京アニの描く目のキラキラ好きすぎる。
「戻ってこない」なので死んでない・・・?
行間や空気が読めないからまぁこうなるだろうなぁとは予測していたけど。
自動手記人形サービスってのはなかなかに難しそうな職業。
キービジュの衣装がここからかー。ポニテも良かったけど。
良いなぁ、良いなぁ。
失敗を重ねることで成長する主人公に、徐々に明らかになる過去、キャラクターに多くを語らせずに静かに物語の変化を奏でる映像美。
今回はふわっとした話でハッピーに終わるかと思いきやの、ラストは、話をシリアスな方にグッと引き締める見事な幕引き。
今回のラスト、寿司で例えるなら、まるでネタの味にクッキリとした輪郭を与え、ネタの魅力を存分に引き出す良質なサビのようだった。
構成、脚本、演出の見事なハーモニーは絶賛するしかない。
今期1番の楽しみな作品に急上昇。