事前知識をほとんどシャットアウトし、劇場で初鑑賞してきました。2026年もまだ始まったばかりですが、間違いなく今年の代表作として名を上げられるレベルでしょう。Netflixで見た人も劇場に観に行ける人は絶対行った方がいいです。
映像:非常に綺麗でした。ゴリゴリに3Dで動かしていそうなシーンがあるかと思えば、2Dでぬるぬる動くダンスシーンもあり、2Dと3Dの融合が素晴らしかった。光の演出が特に美しい。あまり目立っていませんでしたが、水の波紋の表現にも拘りが感じられました。
キャラクター:へちま先生の描く「ツクヨミキャラクターデザイン(VR空間上のキャラクターデザイン?)」は現代的なスタイリッシュさもありながら、日本人が持つ和に関する特有の感性を刺激されるような美しさもあり、見事でした。
ストーリー:VR(バーチャル空間)という現代的な要素によって成立している「ツクヨミ」と呼ばれるVRファンタジー空間と、かぐや姫(竹取物語)というある意味では日本最古のローファンタジー物語が融合することで、2020年代の今にしか出来ない独特な世界観の構築に成功しているのではないでしょうか。また、かぐや姫が現代に存在するという設定自体がローファンタジー要素とも言えるかもしれない。唯一残念だったのは終盤の物語の展開がやや早足ぎみだったことぐらいでしょうか。
音楽:歌付き楽曲がたくさん出てくるアニメは名作。2000年代後半から2010年代前半のVOCALOID楽曲を作品オリジナルのRemixとして制作しているので、世代の人にはかなり刺さるんじゃないですかね。私はBUMP OF CHICKENのrayの方が世代だったので大いに刺さりました。歌付き楽曲に話題が取られてあまり目立っていませんが劇半もとても良かったです。
全体/総評:非常にハイクオリティな映像・楽曲によって表現される現代版かぐや姫。キービジュアルのタイトルテキストにある「か」と「や」が共通した文字部品から出来ている意味も作品視聴後なら理解できる。そういった細部まで作りこんでいるのには脱帽する。
複数回視聴することが前提の作りになっているそうなので2周目+rayMVも劇場で観てこようと思います。
アニメ放送途中から原作を読み始めました。まずは2クールにしてくれた制作陣に感謝。
正直この作品でこれほどまでに感動するとは思ってもいませんでした。特に夏コミ編は本当に素晴らしい。
アニメ化したのも2クールになったのも全ては21話を描くためと言っても過言ではない。
やや巻き気味な部分も所々あったが、重要な部分はしっかり決めてくれていたので良かったです。
2期では更に心情の深い部分まで描かれていくはずなので今から楽しみです。
派手に近付きすぎない百合。変にドロドロはしていなくて良かった。これぐらいの距離感が一番見やすい。
大変失礼ながら、ここ数年の手塚プロダクションを見ていると作画が崩れやすい作品が多い印象があったが、本作品は比較的安定していて良かった。