冒頭、沙弥香と燈子が別れるシーンからもう特殊な描写が。一人称視点になることはあっても、瞳に映すという表現は見たことがない。
水族館での二人はてぇてぇMAX。イルカショーは静止画の物足りなさを感じさせないほどの可愛さ。燈子も子供らしいところがあるんだなぁ。
(侑のアホ毛強い・・・)
中盤から終盤にかけてはいつものしんみりした雰囲気。燈子は侑への感情を口にだすことで、"自分"を意識していたんですね。意識してはいるけど、"劇が終わったら?"と悩み、さらにその後エチュードの中で侑が仕掛けるが断固として誰かにならなければいけないと考えているあたり、その"自分"になろうとは考えていないと。
ここで終わりかぁ・・・!もどかしい気持ちでいっぱいですが、ここにきてタイトルの「やがて"君"になる」の深さがまじまじと出てきますね。
完結まで行ってくれないかなぁ・・・とても素晴らしいアニメでした。