修学旅行という最後の一番おっきな思い出作りから始まり、大学受験に目を向け、そして卒業へと至る物語。
とはいってもいつも通りなほのぼのした空気感に包まれた日常に変わりはなくて、その日常は良い意味であっけなく過ぎ去って。だって、実際の卒業までの1年間もそれまで通りの日常だし、そこにちょっぴり特別な感情はあるけれど、日常の延長で日常の一部分だから。
だから、最後の言葉に似合うのは、情感たっぷりに目を腫らせた「さよなら」じゃなくて、笑顔いっぱいの「Thank you!!」に違わない。
それにイギリスも日本からそんなに遠くないって分かったわけだし、いつだってまた会える同じ空の下で「これまで」と「これから」に、Thank you for your smile!!