Annictサポーターになると広告を非表示にできます。
とても良い

蘇ってしまう林田先輩への想い、それはやましさで、だから万里は香子には言えなかった……だけど、香子には誠実でいたいから打ち明けてしまう

そして、打ち明けられてしまえば香子は封印したかった重い彼女としての自分を抑えきれなくなる、「もう昔のことは思い出さないで…、忘れて…」

でも、忘れられない消えてくれない林田先輩への想いがあって、記憶が消える前のツーショット写真も万里は破れない……

だから、林田先輩に忘れてくれって言うしかなくて、林田先輩は万里にはできなかったこと、ツーショット写真を散り散りに破ってしまう……


いつからかもう正解に辿り着けない袋小路に迷い込んでいて、どこに進んでも誰かが泣く結末しかなかった記憶喪失とすれ違いの終焉………、最後は涙を流さなかった林田先輩の胸の内、忘れてくれって突きつけられた心を想うと切なくて寂しくて堪らない……



Loading...