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とても良い

CRYCHICを「すれ違ってしまっただけ…またみんな集まることを望んでるはず…」と思っていたのはそよだけだと突きつけられてしまって、そんな願望すら潰えてしまって。そして、それはそよにとって、CRYCHIC復活の足掛かりだった今のバンドも用済みということを意味して。

立希の口からそんな全部嘘だったというそよの心を告げられて、もうここに自分の居場所はないことを悟った愛音も去ってしまった。

ただでさえ新しい居場所を求めてこのバンドを立ち上げた愛音の内心を思うと、愛音なんて要らなかったというそよの言葉こそ嘘であって欲しいと思わずにはいられなくなってしまう。このバンドに、そよの心の中に、少しでも愛音の居場所があったと言ってくれなきゃ何の救いもないように思えてしまう。



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