☆☆☆★(3.5)
推しが死んでしまうアニメなんて……。というかこのアニメ、登場人物が死にすぎでは? でも「愛する人を殺した相手とも友だちになれるのか」というのはこの物語のテーマではない気がする。
銀子がユリ裁判にかけられたのは、11年前のことなんだなあ。熊と人間の精神の成熟速度が同じだとすると、すごく大人びた子どもだったのではと思ってしまう。でも少女兵だったくらいだからそんなものなのかもな。紅羽が熊銀子を隠すところ、ナウシカみがあった。「殺さないで!」のところ。
この物語は自分と異なる他者を受け入れる、みたいなことがテーマの寓話だってことなのかな。
あと前回書き忘れたんだけど、結局るるが、銀子が純花を見殺しにしたと紅羽に告げたのは、銀子が好きゆえの紅羽への嫉妬からってことが公式見解なの? その事実を知らないで銀子が紅羽から好きをもらうのはフェアじゃないって考えたからではないのかなって、第9話時点では勝手に思っていた……。るるかしこーい、からね。